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NYマーケットダイジェスト・2日 ダウ最高値・円高・ドル安

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(2日終値)
ドル・円相場:1ドル=161.11円(前営業日比▲1.47円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.17円(▲0.81円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1432ドル(△0.0055ドル)
ダウ工業株30種平均:52900.07ドル(△594.83ドル)
ナスダック総合株価指数:25832.67(▲207.36)
10年物米国債利回り:4.48%(横ばい)
WTI原油先物8月限:1バレル=68.69ドル(△0.11ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4125.7ドル(△43.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
6月米雇用統計
失業率     4.2%       4.3%
非農業部門雇用者数変化
       5.7万人     12.9万人・改
平均時給
(前月比)   0.3%       0.3%
(前年比)   3.5%       3.4%
前週分の米新規失業保険申請件数
       21.5万件    21.6万件・改
5月米製造業新規受注
(前月比)   ▲1.3%     5.3%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は4日ぶりに反落。米労働省が発表した6月米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比5.7万人増と予想の11.3万人増を下回ったほか、過去2カ月分の数値が下方修正された。また、失業率は4.2%と予想の4.3%より強い内容となったものの、「これは労働参加率の低下によるもの」との受け止めが多かった。米連邦準備理事会(FRB)が7月に利上げに踏み切るとの観測が後退し、米長期金利の低下とともにドル売りが先行。一時160.64円と日通し安値を付けた。
 ただ、9月については依然として政策金利の引き上げが有力と見られており、米金利低下とドル安は長続きしなかった。売り一巡後は米国の3連休を控えたポジション調整の動きに終始し、161.00円を挟んだもみ合いに転じた。なお、この日は米独立記念日の振替休日の前営業日で米債券市場は短縮取引だった。

・ユーロドルは反発。米雇用統計の下振れを受けてユーロ買い・ドル売りが先行すると一時1.1473ドルと日通し高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。一時は4.45%台まで低下した米10年債利回りが4.48%台まで上昇して取引を終えたことも相場の重し。5時前には1.1426ドル付近まで下押しした。

・ユーロ円は続落。政府・日銀が円安是正に向けて不意打ちする形で再び為替介入に踏み切る可能性が意識されて、日本時間夕刻には一時183.78円まで下げる場面があった。ただ、NYの取引時間帯に限れば184.00円を挟んだレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反発し、史上最高値を更新した。低調な6月米雇用統計を受けてFRBの早期利上げ観測が後退すると、株買いが優勢となった。アップルやアムジェン、マクドナルドなどが買われ、相場の押し上げ要因となった。半面、キャタピラーやシスコシステムズなど売られ、相場の上値を抑えた。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。この日も半導体関連株が売られた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5%超下げた。

・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。低調な6月米雇用統計を受けて買いが先行したものの、引けにかけて売りが強まると値を消した。連休を前に持ち高調整目的の売りが出たもよう。
 なお、この日は米独立記念日の振替休日の前営業日で短縮取引だった。

・原油先物相場はほぼ横ばいだった。カタール等の仲介による米・イランの間接協議にて、ハメネイ師の国葬関連行事が終了した後、双方が協議継続で合意したことが伝わると、協議進展への期待から供給不安が和らぎ、一時67ドル割れ目前まで下落して2月下旬以来の安値をつけた。ただ、売り一巡後は米国の3連休を前に調整的な買いが入り、プラス圏を回復する場面も見られた。

・金先物相場は続伸。6月米雇用統計にて非農業部門雇用者数が予想を下回る伸びに留まったことで、米早期利上げ期待が後退して一時米長期金利が低下。ドル建てで取引される金の投資妙味が意識されて買いが入った。

(中村)


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