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NYマーケットダイジェスト・17日 株安・原油高・円小動き

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(17日終値)
ドル・円相場:1ドル=162.40円(前営業日比△0.01円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.81円(△0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1439ドル(▲0.0003ドル)
ダウ工業株30種平均:52146.42ドル(▲406.55ドル)
ナスダック総合株価指数:25520.25(▲361.70)
10年物米国債利回り:4.55%(横ばい)
WTI原油先物8月限:1バレル=82.49ドル(△3.54ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4018.8ドル(△26.7ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
6月米輸入物価指数
(前月比)   0.3%      1.7%・改
6月米住宅着工件数
       142.7万件    119.9万件・改
建設許可件数
       136.7万件     141.0万件
6月米鉱工業生産
(前月比)   0.1%       0.1%
設備稼働率   76.1%     76.1%・改
7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
        54.4        49.5

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円はほぼ横ばい。米国とイランの対立激化でリスク警戒感が高まる中、「有事のドル買い」も根強く、2時前に一時162.52円と日通し高値を更新した。
 なお、米メディアのアクシオスは「トランプ米大統領はイランに対する大規模な攻撃を検討している」と報道。「選択肢には発電所などのインフラ施設への爆撃や、イランの核施設への追加攻撃が含まれている」という。この報道を受けて、WTI原油先物価格は一時1バレル=82.76ドル前後まで上昇した。
 もっとも、NY時間に限れば狭い範囲内での値動きが続いた。米インフレ指標の発表やウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言など、今週の重要イベントを通過したことで方向感が出にくい面もあったようだ。NY時間の安値は162.30円で値幅は22銭程度だった。

・ユーロドルは小幅続落。22時30分前に一時1.1425ドルと欧州時間に付けた日通し安値に面合わせしたしたものの、米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると1.1444ドル付近まで下げ渋った。ただ、米長期金利が低下幅を縮めると上値が重くなった。
 なお、ユーロドルもドル円と同様に狭いレンジでの取引となった。来週23日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果を見極めたいとして、積極的な売買が手控えられた面もあった。NY時間の値幅は0.0019ドル程度と小さかった。

・ユーロ円はほぼ横ばい。20時過ぎに一時185.49円と本日安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げ、1時30分過ぎには185.91円付近まで値を戻した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。イラン情勢を巡る不透明感から原油先物相場が大幅に上昇したことが投資家心理を冷やした。米中の人工知能(AI)開発競争が激化するとの警戒から、ハイテク株も売られ、相場の重しとなった。指数は一時560ドル超下落した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落。決算内容が嫌気されたネットフリックスが7%超下げた。

・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米国株相場の下落を受けて買いが先行したものの、イラン情勢を巡る不透明感から原油先物相場が大幅に上昇すると売りが優勢となり値を消した。

・原油先物相場は反発。米国がイラン国内の複数の橋を攻撃し、イランも停戦崩壊後では最大規模とみられる報復攻撃で応じるなど、米・イラン双方による攻撃の応酬が激化したことを受け、WTI原油先物価格は堅調な動きで取引を開始した。一時は利益確定売りに押されて80ドル半ばまで下落する場面もあったが、米メディアのアクシオスが「トランプ大統領はイランに対する大規模な攻撃を検討している」と報じた。選択肢には発電所などのインフラ施設への爆撃や、イランの核施設への追加攻撃が含まれていると伝わると買いが強まり、一時82ドル後半まで急反発した。

・金先物相場は3日ぶりに反発。米長期金利が前日比で低下したことを背景に、利息のつかない金先物は底堅く推移した。WTI原油先物価格の上昇を受けて一時売りに押される場面もあったが、週末を前に連日軟調に推移していた反動からNY午後にかけて買い戻しが優勢となり、3営業日ぶりに反発して引けた。

(中村)


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