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株式明日の戦略-一時4桁上昇もマイナス転換、楽観ムードが急速に冷え込む

市場概況

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 22日の日経平均は反落。終値は116円安の66115円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり840/値下がり671。AI関連は買い一巡後は伸び悩んだものの、太陽誘電やキオクシアHDが大幅上昇。住友電工や古河電工など電線株の動きが良かった。三菱UFJやみずほFGなど銀行株が全般堅調。3Q決算と併せて創業10周年記念配当の実施や自己株取得・消却などを発表したインソースが急騰した。

 一方、東京エレクトロン、ソフトバンクG、SCREENなどAI関連の一角が、高く始まったものの買いが続かずマイナス転換。NEC、野村総研、オービック、ラクスなど、ソフトウェア、SaaS関連が弱かった。円安進行を受けてもトヨタが下落。高島屋、Jフロント、松屋など、百貨店株に大きく下げる銘柄が多かった。

 グロース市場に新規上場したティアフォーは、公開価格割れからのスタートとなった。しかし、寄った後は底堅く推移し、終値は初値を小幅に上回った。

 日経平均は一時4桁の上昇となったところからマイナス転換。きのうは幅広い銘柄が買われる印象の良い上昇であったが、きょうはソフトウェア株などが嫌われており、AI関連にしか注目が向いていないような雰囲気があった。AI関連も完全復活には至っておらず、主力銘柄に失速感が出てくると楽観ムードが急速に冷え込んだ。下落で終えたことで終値(66115円)では5日線(66415円、22日時点、以下同じ)を下回っている。

 米国では本日の引け後にアルファベットが決算発表を予定しており、あすはこの銘柄の時間外の反応が日本のAI関連株を大きく刺激する可能性がある。日経平均はきょう急失速したことから、AI関連が買われるケースでも上値追いには慎重になり、売られるケースでは下に値幅が出やすくなると思われる。下の場合、75日線(63986円)を割り込まずに推移できるかどうかを注視しておきたい。


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