ホーム » マーケットニュース » NYマーケットダイジェスト・23日 株安・原油高・金利上昇・ドル高

NYマーケットダイジェスト・23日 株安・原油高・金利上昇・ドル高

スポット

Google_ニュース提供元_CTA

(23日終値)
ドル・円相場:1ドル=163.86円(前営業日比△0.71円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.43円(△0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1377ドル(▲0.0035ドル)
ダウ工業株30種平均:51711.65ドル(▲506.93ドル)
ナスダック総合株価指数:25137.70(▲553.20)
10年物米国債利回り:4.69%(△0.04%)
WTI原油先物9月限:1バレル=92.19ドル(△5.36ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4050.2ドル(▲101.7ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
        18.7万件    20.9万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は上昇。米国とイランの対立激化により、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の事実上の封鎖が長期化するとの観測が再燃。さらにイエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海でサウジアラビアの石油タンカー2隻を攻撃したと伝わり、中東からの原油供給途絶への懸念が強まると、WTI原油先物価格は一時1バレル=93ドル台半ばまで急伸した。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となり、24時前に一時163.99円と1986年11月以来39年8カ月ぶりの高値を付けた。米長期金利の上昇に伴うドル買いも入った。なお、米長期金利の指標とされる10年債利回りは一時4.7115%前後と昨年1月以来1年半ぶりの高水準を記録した。
 ただ、節目の164.00円手前では利食い売りなどが出たため、やや伸び悩んだ。政府・日銀による為替介入への警戒感も高まった。

・ユーロドルは反落。中東情勢の緊迫化で原油価格が高騰し、有事のドル買いが優勢となった。23時30分前には一時1.1364ドルと1日以来の安値を付けた。
 なお、欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を2.40%で据え置くことを決めたと発表。声明では「不確実性は高いままであり、エネルギーショックのインフレへの全影響はまだ現れていない」と指摘した。
 また、ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「一部のメンバーからは、利上げを行うべきかどうかについて疑問が呈された。ただ、現状の対応で十分であり、様子見できると判断した」と説明した。

・ユーロ円は3日続伸。ただ、NY市場に限れば狭い範囲内での値動きにとどまった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。中東情勢の緊迫化で原油先物相場が高騰し、米長期金利が上昇すると、投資家心理が悪化。主力株に売りが広がった。決算内容が嫌気されたアルファベットやテスラが大幅に下げた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落。マイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などの下落が目立った。

・米国債券相場で長期ゾーンは4日続落。中東情勢が再び緊迫化する中、原油先物相場が急騰すると、インフレへの懸念が高まり債券に売りが出た。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことも相場の重しとなり、利回りは一時4.7115%前後と昨年1月以来1年半ぶりの高水準を記録した。

・原油先物相場は大幅に5日続伸。時間外から買いが優勢となり、NY午後には93.50ドルまで上げ幅を大きく広げた。イラン紛争が泥沼化の様相をみせる中、ホルムズ海峡の事実上封鎖が長期化するとの懸念が再び高まった。さらに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海でタンカーを攻撃したと伝わり、中東からの原油供給不安が一気に強まり、原油買いにつながった。

・金先物相場は大幅に3日ぶりの反落。中東情勢の緊迫度が一層高まったことで原油相場が急騰し、インフレ懸念から米長期金利が上昇した。金利がつかない金にとっては重しとなる中、為替でドル高が進行したこともドル建て金への売り圧力につながった。時間外取引で4100ドルを割り込むと、NY勢の参入後は4040ドル台まで下げ足を速めた。

(中村)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る