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NYマーケットダイジェスト・28日 株まちまち・原油安・金利低下

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(28日終値)
ドル・円相場:1ドル=163.85円(前営業日比△0.10円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.58円(△0.43円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1387ドル(△0.0018ドル)
ダウ工業株30種平均:52747.32ドル(△537.24ドル)
ナスダック総合株価指数:24876.91(▲55.17)
10年物米国債利回り:4.61%(▲0.04%)
WTI原油先物9月限:1バレル=79.26ドル(▲3.35ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4038.7ドル(▲38.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
6月米卸売在庫
(前月比)   0.3%       0.3%
5月米住宅価格指数
(前月比)   0.3%       ▲0.1%
5月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比)   1.6%      1.2%・改
7月米リッチモンド連銀製造業景気指数
         5         4
7月米消費者信頼感指数
        90.8       92.2・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは上昇。中東情勢の緊張が緩和したことで、WTI原油先物価格が一時1バレル=77.78ドル前後まで大幅に下落すると、「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行した。7月米消費者信頼感指数や同月米リッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったことも相場の支援材料となり、1時30分前に一時1.1405ドルまで値を上げた。
 ただ、前日の高値1.1418ドルが目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服。そのあとは明日29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に様子見ムードが広がり、次第に値動きが鈍った。
 なお、トランプ米大統領とネタニヤフ・イスラエル首相はこの日、ホワイトハウスで会談を実施。両首脳はイラン紛争を巡る公の意見の相違を埋め合わせようとしたもよう。この会談は報道陣の立ち入りが禁止されていたが、レビット米ホワイトハウス報道官は「会談は前向きで実り多いものだった」と明らかにした。また、イスラエル首相報道官は「イスラエルはトランプ大統領の選択なら何でも支持する」と表明した。

・ドル円は3日ぶりに小反発。20時前に一時163.95円と日通し高値を付けたものの、23日に付けた39年8カ月ぶりの高値163.99円がレジスタンスとして意識されると失速。中東を巡る投資家の不安が後退する中、「原油安・株高・ドル安」の様相が強まると一時163.65円付近まで下押しした。米長期金利の低下や米経済指標の下振れも相場の重しとなった。
 ただ、オセアニア時間に付けた日通し安値163.64円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。ユーロ円など一部クロス円の上昇も相場を下支えした。

・ユーロ円は3日ぶりに反発。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、ダウ平均の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが出た。1時30分過ぎには一時186.68円と日通し高値を付けた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。中東情勢の緊張が緩和したことで、WTI原油先物相場が大幅に下落すると投資家心理が上向いた。決算内容が好感されたシャーウィン・ウィリアムズやコカ・コーラ、ボーイングなどが買われ、相場を押し上げた面もあった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら5日続落。半導体など人工知能(AI)インフラ関連株への売りが続いた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%超下落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日続伸。中東情勢の緊張が緩和したことで、WTI原油先物価格が下落すると、インフレへの懸念が後退し買いが入った。7月米消費者信頼感指数や同月米リッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったことも相場の支援材料。

・原油先物相場は3日続落。米・イスラエル首脳会談が開催され、中東リスク後退の期待が高まった。原油の供給網回復への期待から、原油を売る動きに。15日以来の安値77.78ドルまで一時下落が進んだ。

・金先物相場は3日ぶりに反落。米・イスラエル首脳会談開催を受け、中東リスク後退の期待を背景に、安全資産とされる金を売る動きが活発化。21日以来、1週間ぶりの安値4011.1ドルまで一時下落した。

(中村)


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