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NYマーケットダイジェスト・5日 ダウ最高値・金大幅高・原油安・ユーロ高

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(5日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.75円(前営業日比横ばい)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.26円(△0.38円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1553ドル(△0.0022ドル)
ダウ工業株30種平均:54349.12ドル(△263.24ドル)
ナスダック総合株価指数:26363.44(▲221.55)
10年物米国債利回り:4.61%(横ばい)
WTI原油先物9月限:1バレル=75.22ドル(▲0.55ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4305.2ドル(△152.6ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
米MBA住宅ローン申請指数
(前週比)  ▲2.9%      ▲6.4%
7月ADP全米雇用報告
       4.4万人     9.5万人・改
7月米サービス部門PMI改定値
         54.6       53.6
7月米総合PMI改定値
         54.5       53.6
7月米ISM非製造業指数
         54.1       54.0

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは小幅ながら続伸。中東情勢を巡る緊張が緩和することへの期待からWTI原油先物相場が下落すると、全般ドル売りが先行。7月ADP全米雇用報告や同月米ISM非製造業景況指数が予想より弱い内容となったこともドル売りを促し、3時過ぎに一時1.1559ドルと3日の高値に面合わせした。ただ、同水準の上抜けに失敗するとやや上値が重くなった。
 なお、イラン外務省報道官はこの日、ホルムズ海峡の運用を巡りオマーンが実施している協議について「航路設定に関する座標について合意し、特定の第三者の干渉がなければ、共同声明の策定作業が最終段階に入る」と明らかにした。ただ、「イランとオマーンの合意のみでは、ホルムズ海峡の安全を保証するものではない」との認識も示した。

・ドル円は横ばい。原油先物相場の下落や米経済指標の下振れを受けて全般ドル売りが先行すると、23時過ぎに一時157.31円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせしたものの、同水準で下値の堅さを確認すると買い戻しが優勢に。5時30分前には157.81円付近まで持ち直した。
 日米通貨当局による追加の円買い介入が警戒される一方、市場では「円安の背景にあった要因に変化はない。今後も円安・ドル高が緩やかに進んでいくとみる」との指摘があった。

・ユーロ円は続伸。ドル円の持ち直しやユーロドルの上昇につれた買いが入ると、5時30分過ぎに一時182.29円と日通し高値を更新した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸し、史上最高値を更新した。中東情勢を巡る不安が薄れていることが引き続き買いを促し、指数は一時650ドル超上昇した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日ぶりに反落。決算内容が嫌気されたスペースXが13%超下げたほか、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が7%超下げた。

・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。WTI原油先物相場の下落や米経済指標の下振れを背景に買いが入った半面、持ち高調整目的の売りが出たため、相場はもみ合いの展開となった。

・原油先物相場は3日続落。中東を巡る地政学リスクが後退し、ホルムズ海峡の航行再開によってエネルギー供給懸念が解消するとの期待がこの日も相場の重しになった。ただ、イラン外務省報道官が「米国との第2段階の交渉についてはまだ何も決まっていない」と交渉に関して否定的な見解を示したこともあり、昨日までのように積極的に下値を探る動きとはならなかった。

・金先物相場は大幅続伸。中東を巡る緊張緩和への期待からこの日も米長期金利が低水準にとどまり、金利を生まない資産である金相場の支えとなった。また、外国為替市場でドル売りが進んだこともドル建てて取引される金の割安感を意識させ、一時4328ドル台まで上昇する場面も見られた。

(中村)


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