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NYマーケットダイジェスト・1日 株安・金利上昇・原油高・ドル高

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(1日終値)
ドル・円相場:1ドル=160.18円(前営業日比△0.44円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.68円(△0.09円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(▲0.0025ドル)
ダウ工業株30種平均:52766.88ドル(▲419.02ドル)
ナスダック総合株価指数:26099.77(▲271.12)
10年物米国債利回り:4.79%(△0.04%)
WTI原油先物10月限:1バレル=90.22ドル(△4.46ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4396.4ドル(▲85.1ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
8月米製造業PMI改定値
         53.9       53.2
8月米ISM製造業景況指数
         54.6       55.6
7月米建設支出
(前月比)   ▲0.5%     0.0%・改
7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
       727.1万件    718.2万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は反発。8月米ISM製造業景況指数や7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下回り、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.75%台まで上昇幅を縮めると円買い・ドル売りが先行。23時30分前に一時159.90円付近まで値を下げた。
 ただ、米利上げ観測を背景に押し目買いなどが入るとすぐに持ち直した。米軍が再びイランへの攻撃を実施したと伝わると、WTI原油先物価格が約1カ月ぶりに1バレル=90ドル台半ばまで急騰。「有事のドル買い」も意識された。
 米インフレへの警戒から米10年債利回りが一時4.7981%前後と昨年1月以来の高水準を付けたことも相場の支援材料となり、3時30分過ぎには160.27円と7月31日以来の高値を更新した。市場では「依然として日米の金利差が開いていることや、高市政権の積極財政政策による財政悪化への懸念から円売りも出やすい地合いだった」との声も聞かれた。
 なお、トランプ米大統領は自身のSNS上で「米国はホルムズ海峡付近のイランの標的を攻撃している」と明らかにしたほか、「イランがこれに報復すれば、さらに激しく、より高いレベルで攻撃する」と警告した。

・ユーロドルは反落。予想を下回る米経済指標が相次ぐと1.1608ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、「米軍はホルムズ海峡周辺のイラン標的を攻撃」との報道が伝わると原油高・株安・ドル高の様相が再び強まり、1時30分前に一時1.1585ドルと日通し安値を付けた。

・ユーロ円は小幅ながら続伸。ユーロドルの下落につれた売りが出た一方、ドル円の上昇につれた買いが入った。日本の財政悪化への懸念から円売り圧力が根強いこともあり、4時30分過ぎには185.72円と本日高値を付けた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。中東情勢の緊張が再び高まったことでWTI原油先物相場が急騰。エネルギー高によるインフレ懸念で米長期金利が上昇し、投資家心理が悪化した。米早期利上げ観測が根強いことも米金利上昇を促し、株式相場を押し下げた。指数は一時490ドル超下げた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落。スペースXやテスラが売られた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%超下落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは5日続落。中東情勢の緊張が再び高まったことでWTI原油先物相場が大幅に上昇。エネルギー価格の高騰でインフレへの懸念が強まると、債券売りが広がった。利回りは一時4.7981%前後と昨年1月以来の高水準を付けた。

・原油先物相場は大幅に続伸。先週末に米軍がイランのララク島(ホルムズ海峡に浮かぶ島)を攻撃し、中東情勢は再び緊迫度が増した。そうした中、米空軍がイラン国内のイスラム革命防衛隊の拠点への空爆を開始したと発表。石油供給の混乱が長期化するとの懸念から原油先物に買いが集まり、引けにかけて90ドル台に乗せた。

・金先物相場は3日続落。中東情勢の緊張が再び高まったことで原油先物が急騰。エネルギー価格の高騰を受けてインフレ懸念が強まると、米10年債利回りは昨年1月以来の高水準となる4.79%台まで上昇した。金利を生まない金はこの日も地合いが弱く、一時4370ドル台まで売り込まれる場面があった。

(中村)


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