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NYマーケットダイジェスト・14日 株安・金利上昇・原油高・ドル高

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(14日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.35円(前営業日比△0.74円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.25円(△0.14円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1549ドル(▲0.0050ドル)
ダウ工業株30種平均:52421.20ドル(▲152.09ドル)
ナスダック総合株価指数:26186.41(▲146.63)
10年物米国債利回り:4.99%(△0.02%)
WTI原油先物10月限:1バレル=101.39ドル(△1.34ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4351.9ドル(▲57.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は反発。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率が9割超織り込まれる中、全般ドル買いが先行。WTI原油先物価格が一時1バレル=104ドル台後半まで急伸したことや、米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時5.0121%前後と2023年10月以来の高水準を付けたこともドル買いを促した。目先のストップロスを散発的に巻き込むと、23時前に一時155.00円と7日以来の高値を更新した。
 ただ、WTI原油先物相場が100ドル台半ばまで失速し、米10年債利回りが4.93%台まで低下すると上値が重くなった。市場では「目先は急落の引き金となったレベルである5月6日の安値155.04円や3日と4日の安値155.30円がレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれ、4時前には153.99円付近まで下押しした。もっとも、米10年債利回りが再び上昇に転じると154.42円付近まで持ち直した。
 なお、トランプ米大統領が「ロシアとウクライナは互いのエネルギー施設を攻撃しないことに同意した」と明らかにしたほか、「イランは取引を望んでいる、迅速に、そして切実に」「米国は交渉の余地を残している」との見解を示したことで、WTI原油先物相場は上げ幅を大きく縮めた。

・ユーロドルは3日続落。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると、23時前に一時1.1523ドルと8月13日以来約1カ月ぶりの安値を付けたものの、米長期金利が低下に転じると買い戻しが優勢となり、2時前に1.1563ドル付近まで下げ渋った。もっとも、米長期金利が再び上昇に転じると1.1545ドル付近まで押し戻されている。

・ユーロ円は小反発。22時30分過ぎに一時178.67円まで値を上げたものの、4時前には177.97円付近まで下押しした。ドル円につれた動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)が人工知能(AI)開発の減速の必要性を訴えたほか、オープンAIのサム・アルトマンCEOが年内に上場しない方針を示すと、半導体やAI関連銘柄が軒並み下落した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.8%超の下落となった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落。

・米国債券相場で長期ゾーンは6日続落。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測を背景に、債券売りが優勢となった。WTI原油先物相場の上昇も債券売りを誘った。利回りは一時5.0121%前後と2023年10月以来の高水準を付けた。
 ただ、15−16日のFOMCを前にポジション調整目的の買いが入ると上げに転じる場面もあった。

・原油先物相場は反発。サウジアラビアでパイプラインが攻撃されたことや、オマーンで開催予定だったホルムズ海峡の管理を巡る会合の延期をマーケットは材料視。時間外取引で水準を切り上げ、NY入りにかけて104.95ドルまで上昇が先行した。その後、トランプ米大統領が「ウクライナはロシアのエネルギー関連施設を攻撃しないことで合意」「ロシアも同様の措置をとることで合意」と明らかにしたほか、イランに関して「イランは取引を望んでいる、迅速に、そして切実に」「米国は交渉の余地を残している」との見解を示したことで上昇幅を大きく縮小。ただ、取引時間内に上げ幅をすべて吐き出すまでの動きにはならなかった。

・金先物相場は反落。時間外取引で米長期金利の指標である10年債利回りの上昇が進み、NY入りにかけて一時5.01%台と2023年10月以来の高水準まで上昇していく局面で、金利が付かない資産である金を売る動きが先行。7月26日以来の安値4293ドルまで下落した。その後に米金利の上昇は頭打ちとなり低下へ転じたものの、金相場の戻りは大きくなかった。

(中村)


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