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NYマーケットダイジェスト・24日 株まちまち・金利上昇・ドル高・円安

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(24日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.86円(前営業日比△0.54円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.79円(△0.58円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1380ドル(▲0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:51349.98ドル(▲161.61ドル)
ナスダック総合株価指数:26939.38(△3.34)
10年物米国債利回り:5.20%(△0.09%)
WTI原油先物11月限:1バレル=94.61ドル(△2.45ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4298.0ドル(▲20.4ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
4−6月期米経常収支
     2460億ドルの赤字 2126億ドルの赤字・改
前週分の米新規失業保険申請件数
       19.7万件    19.8万件・改
8月米新築住宅販売件数
(前月比)   6.4%      ▲4.3・改
(件数)   68.4万件    64.3万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は5日続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハマック米クリーブランド連銀総裁はこの日、「インフレ圧力はなお高く、この状況が長引くほど、インフレ率を目標水準に押し下げることは困難になる」と述べたほか、ポールソン米フィラデルフィア連銀総裁は「インフレ抑制のため追加利上げが必要になる可能性がある」などと発言。米連邦準備理事会(FRB)高官からタカ派的な発言が相次ぐ中、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが優勢となった。0時30分過ぎには一時159.04円と2日以来の高値を付けた。市場では「200日移動平均線が位置する158.47円を明確に上抜けたことで、テクニカル的にも買いが入りやすい地合いだ」との声が聞かれた。
 「米国とイランはホルムズ海峡の再開と米国による封鎖解除に向けた段階的合意について協議している」との報道が伝わると、WTI原油先物が急速に伸び悩み、米長期金利が上昇幅を縮小。全般ドル買い圧力が後退し、158.60円台まで下押しする場面もあったが、反応は一時的だった。米長期金利が引けにかけて上昇幅を広げたことも相場を下支えした。
 なお、米長期金利の指標とされる米10年債利回りは一時5.2209%前後と2007年6月以来約19年3カ月ぶりの高水準を記録した。

・ユーロドルは小幅ながら4日続落。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、22時30分過ぎに一時1.1359ドルと7月28日以来約2カ月ぶりの安値を付けた。
 NY午後に入り、「米・イランはホルムズ海峡の再開など段階的合意について協議」との報道が伝わると、1.1392ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、米長期金利が再び上昇傾向を強めると1.1359ドル付近まで押し戻された。

・ユーロ円は上昇。ドル円の上昇につれた買いが入ると、取引終了間際に一時180.79円と日通し高値を付けた。市場では「日銀の利上げが加速するとの思惑が後退したことで円売り圧力が強まっている」との声が聞かれた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。米長期金利の上昇を受けて、株式の相対的な割高感が意識されると売りが優勢となった。指数は一時380ドル超下落した。ただ、「米国とイランはホルムズ海峡の再開と米国による封鎖解除に向けた段階的合意について協議している」との報道が伝わると下げ渋った。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小反発。メタ・プラットフォームズが4%超上昇した。

・米国債券相場で長期ゾーンは大幅に3日続落。FRB高官からタカ派的な発言が相次ぐと、米追加利上げ観測が高まり債券売りが進んだ。米財務省が実施した国債買い入れ消却(バイバック)が40.8億ドルにとどまり、上限とされていた60億ドルを下回ったことも相場の重し。利回りは一時5.2209%前後と2007年6月以来約19年3カ月ぶりの高水準を付けた。

・原油先物相場は続伸。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が難航し、戦線拡大への警戒感で買いが先行した。イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師の軍事顧問を務めるサファビ氏は米軍がイラン攻撃を再開した場合、戦線は拡大すると警告した。ただ、米・イランがホルムズ海峡再開と封鎖終了に向けた段階的合意を協議しているとの報道が伝わり、上げ幅を縮小する動きとなった。

・金先物相場は4日続落。連日米長期金利の上昇が止まらず、金利を生まない金は投資の魅力が後退し売りに押された。連日複数のFRB高官から追加利上げに前向きな発言が相次ぎ、米早期利上げ期待が高まっている。

(中村)


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