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NYマーケットダイジェスト・15日 株反発・金利低下・ドル安

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(15日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.00円(前営業日比▲0.33円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.26円(△0.63円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1220ドル(△0.0063ドル)
ダウ工業株30種平均:52177.69ドル(△556.21ドル)
ナスダック総合株価指数:26713.03(△20.16)
10年物米国債利回り:5.06%(▲0.13%)
WTI原油先物11月限:1バレル=97.97ドル(△2.88ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4170.1ドル(△62.2ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
10月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
         25.5       7.6
10月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
         20.9       37.8
前週分の米新規失業保険申請件数
        19.9万件   19.8万件・改
9月米卸売物価指数(PPI)
(前月比)    1.3%     0.5%・改
(前年比)    6.3%     5.6%・改
食品とエネルギーを除くコア指数
(前月比)    0.7%      0.2%
(前年比)    5.0%     4.8%・改
9月米小売売上高
(前月比)    0.8%     1.3%・改
(除く自動車)  0.9%      1.4%
8月米企業在庫
(前月比)    0.4%     0.9%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は下落。前日の9月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日発表の同月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ると、円売り・ドル買いが先行。同時に発表された9月米小売売上高が予想より強い内容となったことも相場の支援材料となり、一時158.19円付近まで値を上げた。
 ただ、人工知能(AI)投資を巡る不透明感が高まる中、リスク回避手段としての債券買いで米長期金利が低下するとドル円にも売りが出て、23時前には一時157.55円と日通し安値を更新した。
 もっとも、8日の安値157.52円や5日の安値157.44円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場を下支えし、1時過ぎには158.25円付近まで下げ渋る場面があった。

・ユーロドルは反発。ただ、NY時間に限れば1.1189−1.1225ドルの狭いレンジ取引に終始した。9月米PPIなど予想を上回る米経済指標が相次ぐとユーロ売り・ドル買いが先行したものの、反応は限定的だった。明日16日の東京時間にはウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が予定されているため、内容を確認したいとの雰囲気があった。

・ユーロ円は反発。23時前に一時176.70円付近まで値を下げたものの、オセアニア時間に付けた日通し安値176.51円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。ドル円の下げ渋りにつれた買いが入ると一時177.42円と日通し高値を更新した。日米株価指数が底堅く推移したことも相場の支援材料。
 なお、米株式市場でダウ平均は一時620ドル超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1050円高の6万5850円まで上昇した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。AI関連企業の過剰債務や投資回収を巡る懸念が広がる中、半導体やAIインフラ銘柄の一角には売りが続いた。半面、消費関連株やヘルスケア株などには買いが集まり、相場を下支えした。米長期金利の低下も好感された。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに小反発。大幅に続落して始まったものの、徐々に買い戻しが優勢となり終盤持ち直した。
 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)はこの日、「米新興クラウドサービス、コアウィーブの資本コストは実際には減少している」などと発言。9%超下落していたコアウィーブ株は一転上昇し、6%近く上げた。

・米国債券相場で3日続伸。ハイテク企業による巨額のAI関連投資への懸念が高まる中、相対的に安全な資産とされる米国債に買いが集まった。

・原油先物相場は6日続伸。イエメンの親イラン武装組織フーシ派とサウジアラビアの交戦が続いているうえ、ホルムズ海峡でイラン革命隊がコンテナ船を沈没させたことが伝わった。供給懸念を背景に買いが優勢となった。

・金先物相場は4日ぶりに反発。米長期金利が大幅に低下したことを背景に利回りを生まない金には買い戻しが入った。時間外では対ユーロでドル安が進んだため、ドル建てで取引される金の割安感も意識された。

(中村)


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