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株式明日の戦略-アドバンテストが貢献して大幅上昇、あすはキオクシアが決算を発表予定

市場概況

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 29日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は705円高の64659円。

 東証プライムの売買代金は概算で13兆8600億円。TOPIXのリバランス需要発生日で商いは膨らんだ。業種別では、銀行、証券・商品先物、鉱業などが上昇した一方、機械、電気機器、繊維などが下落した。本日の上昇の立役者となったアドバンテストが6%高となり、1銘柄で日経平均を453円押し上げた。半面、コマツ<6301.T>は上方修正を発表したものの、市場の期待には届かず後場に入って急落した。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり734/値下がり779。AI関連ではレゾナックHDや村田製作所が大幅上昇。古河電工やフジクラなど電線株に強い動きが見られた。銀行株が買われており、メガバンクの三菱UFJ、三井住友、みずほFGが2〜3%台の上昇。上方修正を発表したノジマやダルトン・インベストメンツの大株主浮上が判明したプレミアGが急伸した。

 一方、アドバンテストの大幅高を受けてもレーザーテックやディスコなど半導体株が軟調。日立が決算を受けて9%を超える下落となった。NECも決算を受けて大きく下げており、富士通や野村総研などソフトウェア関連に売りが波及。前日ストップ高で終えたさくらインターネットが利益確定売りに押された。

 アドバンテストさまさまであったが、日経平均はアルファベットの時間外の急落や韓国株安を消化して大きく上昇した。本日の米国でアルファベットやハイテク株が下落したとしても、ある程度織り込んでいると考えられる。あすの日本株は弱材料には耐性を示す公算が大きい。なお、本日の米国ではアマゾン・ドットコムやインテルが引け後に決算発表を予定している。

 日銀金融政策決定会合の結果発表があるが、政策金利は据え置きが確実視されており、無難に消化すると思われる。引け後に決算発表を予定しているキオクシアHDの注目度が高まるだろう。キオクシアは先週までさえない動きが続いていたが、今週に入ってからは切り返している。全体の足を引っ張っていた立ち位置から変ぼうを遂げることができるか、この先の動きが大きく注目される。


(松井)


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