東京マーケットダイジェスト・18日 円伸び悩み・株小幅高

スポット
(18日15時時点)
ドル円:1ドル=154.28円(前営業日NY終値比▲0.11円)
ユーロ円:1ユーロ=164.79円(△0.02円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0681ドル(△0.0008ドル)
日経平均株価:38079.7円(前営業日比▲509.40円)
東証株価指数(TOPIX):2677.45(△14.30)
債券先物6月物:144.41円(△0.30円)
新発10年物国債利回り:0.860%(▲0.025%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)          <発表値>    <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債            1兆59億円の処分超   3479億円の所得超・改
対内株式             1兆7400億円の取得超 1兆7649億円の所得超・改
2月第三次産業活動指数(前月比)       1.5%      ▲0.5%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。時間外の米10年債利回りが低下する中、一時153.96円まで下落。神田財務官が「為替を含む過去のコミットメントをG7共同声明で再確認」「為替の過度な変動や無秩序な動きは経済金融に悪影響」と発言したが、為替はG7の議題ではなかったことが明らかとなったこともあり、売り一巡後は154.30円台まで切り返した。しかし、本日のG20財務相・中央銀行総裁会議への警戒感もあり伸び悩んだ。なお、野口日銀審議委員は追加利上げに関して「経済状況次第であり、今年中にやるつもりはない、と言うつもりはない」と述べている。

・ユーロドルはじり高。米長期金利の低下をながめてじりじりと値を上げると、1.0684ドルまで値を上げた。

・ユーロ円は切り返し。ドル円の下げに連れて164.36円まで下押すも、一時的。その後はドル円が反発したことや、ユーロドルが値を上げたことから、164.86円まで上値を広げた。日経平均がプラス圏を回復したことも追い風となった。

・日経平均株価は堅調。前日の米株安を背景に安く寄り付くも、その後は買い戻しが優勢となり、堅調に推移。上げ幅は一時200円超となった。前日に2カ月ぶりに3万8000円の大台を割った直後ということもあり、自律反発狙いの買いが優勢となったようだ。

・債券先物相場は反発。前日の米20年債入札が好調な結果となったことを受けて米国債が買われた流れを引き継ぎ、強含みでスタート。15時前には144円47銭まで上昇する場面も見られた。

(川畑)


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