東京マーケットダイジェスト・18日 円上値重い・豪ドル高・株高

スポット
(18日15時時点)
ドル円:1ドル=157.84円(前営業日NY終値比△0.10円)
ユーロ円:1ユーロ=169.25円(▲0.06円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0723ドル(▲0.0011ドル)
日経平均株価:38482.11円(前営業日比△379.67円)
東証株価指数(TOPIX):2715.76(△15.75)
債券先物9月物:143.95円(▲0.13円)
新発10年物国債利回り:0.940%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.12900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・豪ドルは強含み。豪準備銀行(RBA)は予想通りに政策金利を4.35%で据え置いたが、声明文では「最近のデータはまちまちだが、インフレの上振れリスクに対する警戒感を改めて示している」「最適な金利水準の行方は不確実であり、あらゆる選択肢を排除していない」などの見解を示した。また、その後の記者会見でブロックRBA総裁は「インフレの上振れリスクに警戒感を示した」「今回の会合で利上げを議論した」などと言及。RBAの姿勢が総じてタカ派的だったと受け止められ、対ドルでは0.6627ドル、対円では104.61円までそれぞれ値を上げた。

・ドル円は下値が堅い。東京午前はやや上値の重い動きとなったが、時間外の米10年債利回りが4.28%台まで上昇して一時前日比でプラス圏に浮上すると、157.89円まで持ち直した。

・ユーロ円も下値が堅い。12時過ぎに168.97円まで下押す場面があったものの、その後はドル円や豪ドル円などの上昇につれて169.30円台まで切り返した。

・ユーロドルは小安い。手掛かり材料は乏しかったが、朝方に1.0741ドルまで上昇した後は昨日の海外時間から買い戻しが進んだ反動で1.0718ドルまで押し戻された。

・日経平均株価は反発。昨日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いだほか、前日の日経平均が700円超の大幅安で終えた後だけに、自律反発狙いとみられる買いも観測された。指数は一時410円超上昇。上値では戻り待ちの売りも出たが、総じて底堅く推移した。

・債券先物相場は6営業日ぶりに反落。昨日の米債券相場が下落した影響から日本国債も売りが先行。日経平均株価が堅調に推移したことも相場の重しとなった。

(岩間)


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