東京外国為替市場概況・17時 ドル円、堅調

市場概況
 18日午後の東京外国為替市場でドル円は堅調。17時時点では158.13円と15時時点(157.84円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。東京昼過ぎからの地合いの強さが引き継がれ、クロス円が全般円安に振れたことも支えに158円台乗せに成功した。時間外の米10年債利回りが小幅プラスに浮上したことも支持に、158.15円まで上値を伸ばした。ここからは、14日高値158.26円を巡る攻防が注目される。

 ユーロ円は上値を伸ばした。17時時点では169.57円と15時時点(169.25円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。欧州序盤からユーロ買い円売りの流れが続き、続伸して始まった独仏株の動きにも後押しされ、169.71円まで日通し高値を更新した。ただ、14日高値169.80円が目先のレジスタンスとして意識されると、欧州株の上昇一服とともに169.50円台まで上げ幅を縮小した。
 他、南ア・ランド円が8.70円まで年初来高値を更新し、その後も底堅い動きが続いている。

 ユーロドルは伸び悩み。17時時点では1.0723ドルと15時時点(1.0723ドル)とほぼ同水準だった。ユーロ円の上昇につれて、1.0735ドルまで買われる場面があった。もっとも、その後は全般ドル高に傾くなか、1.0720ドル台まで上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.52円 - 158.15円
ユーロドル:1.0718ドル - 1.0741ドル
ユーロ円:168.97円 - 169.71円


(小針)


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