東京外国為替市場概況・10時 ドル円、買い戻し

市場概況
 10日の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。10時時点では143.47円とニューヨーク市場の終値(143.18円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。143円割れ水準で下値の堅さを確認すると、本邦勢の本格参入後は5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた買いが進み、一時143.49円まで値を上げた。

 ユーロ円も買い戻し。10時時点では158.25円とニューヨーク市場の終値(157.99円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれて10時過ぎには158.29円まで反発。158.10円を挟んだ水準でもみ合う場面もあったが、総じて底堅く推移した。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.1031ドルとニューヨーク市場の終値(1.1035ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。対円やオセアニア通貨などでドル買いが進んだ流れに沿って、昨日安値の1.1034ドルを下抜けると1.1028ドルまで値を下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.86円 - 143.49円
ユーロドル:1.1028ドル - 1.1040ドル
ユーロ円:157.71円 - 158.29円

(岩間)


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