東京マーケットダイジェスト・12日 円安・株方向感ない

スポット
ドル円:1ドル=146.01円(前営業日NY終値比△0.64円)
ユーロ円:1ユーロ=163.86円(△0.33円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1222ドル(▲0.0028ドル)
日経平均株価:37644.26円(前営業日比△140.93円)
東証株価指数(TOPIX):2742.08(△8.59)
債券先物6月物:140.03円(▲0.32円)
新発10年物国債利回り:1.390%(△0.040%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
3月国際収支速報
経常収支(季節調整済)
  2兆7231億円の黒字 2兆9062億円の黒字・改
経常収支(季節調整前)
  3兆6781億円の黒字  4兆607億円の黒字
貿易収支
    5165億円の黒字   7129億円の黒字
4月景気ウオッチャー調査
現状判断指数  42.6     45.1
先行き判断指数 42.7     45.2

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。週末に開催された閣僚級の米中貿易協議では双方から「著しい進展があった」との発表があったほか、「12日に共同声明を発表する予定」との報道が伝わると米中貿易摩擦の緩和期待から買いが先行。先週末高値の146.19円を上抜けて146.27円まで値を上げた。その後は145.70円台まで戻り売りに押されたものの、ダウ先物などの堅調地合いを支えに146.28円まで再び強含んだ。一方、一本調子で上昇する動きにもならず、その後は146円挟みで推移した。
 なお、日本時間16時からベッセント米財務長官が米中貿易協議の合意内容が発表される予定となっている。

・ユーロ円も強含み。米中協議の進展期待から円安が進むと一時164.21円まで買い上げられた。もっとも、ドル円の買いが一服したためユーロ円も164円を割り込んだ。

・ユーロドルは下げ渋り。ドル円が早朝に大きく上昇した影響から1.1186ドルまで下げたが、ユーロ円が底堅く推移したためすぐに1.1240ドル台まで切り返すなど下値は堅かった。

・日経平均株価は3日続伸。米中協議の進展期待から200円超上昇した後、戻り待ちの売りに押される形で次第に伸び悩み。マイナス圏に沈む場面もあったが、引けにかけては再び強含んだ。なお、東証株価指数(TOPIX)は12日続伸し、2017年10月に記録した12日続伸に並んだ。

・債券先物相場は4日続落。米中貿易摩擦の緩和期待を背景に、相対的に安全資産とされる債券は売りが優勢となった。


(越後)


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