昨日(2026年11月4日)のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 53356.12 | 53484.2 |
| 前日比 | +1569.40(+3.03%) | +1792.0(+3.47%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2026年11月4日(水)のNYダウは、前日比1569.40ポイント高(+3.03%)の53356.12ポイントで取引を終えました。
NYダウの相場概況
前日のNYダウ(US30)は51734.5で始まり、53483.5で引けました。
前日比+1792.0ポイント(+3.47%)の大幅高で、現物のNYダウも+3.03%高の53356.12で取引を終えています。
東京時間は上値が重く、11/04の東京時間中に日中安値の51307.5をつけましたが、ロンドン時間に入ると買いが強まり、53347.8まで一気に上昇しました。
ニューヨーク時間(22:00〜)も上昇が続き、翌朝にかけての取引終盤に高値の53524.8をつけています。
終値はほぼ高値圏の53483.5で、値幅は2217.3ポイントと大きく動いた一日でした。
米中間選挙で民主党が上下両院を獲得し、政権と議会がねじれる見通しとなりました。
これにより政治リスクが後退したと受け止められ、さらにバンス副大統領の発言をきっかけにイラン戦争の和平期待が広がって原油が急落したことも追い風になり、2025年4月9日以来の大幅高となりました。
上昇を引っ張ったのは、ウォルマートやバンク・オブ・アメリカなど景気の安定から恩恵を受けやすい銘柄です。
AI・データセンター関連から、ディフェンシブ株や景気敏感株、再生可能エネルギー株へ資金が移る物色の変化も見られます。
上昇の勢いが続くかどうかや11/6の米雇用統計などに注目が集まっており、高値圏で引けるリスク選好の流れが強い展開です。
ただし、中東情勢のエスカレーションリスクや、FRBの利上げ観測と米金利低下のせめぎ合いも残っています。
| 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 値幅 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 11/04 | 51734.5 | 53524.8 | 51307.5 | 53483.5 | 2217.3ポイント |
| 東京時間 | 51714.5 | 51755.5 | 51307.5 | 51683.5 | 448.0ポイント |
| ロンドン時間 | 51927.5 | 53377.8 | 51918.5 | 53347.8 | 1459.3ポイント |
| ニューヨーク時間 | 52631.5 | 53524.8 | 52628.5 | 53483.5 | 896.3ポイント |
OANDA証券のMT5の価格をもとに、チャート分析を行います(チャートは2026年11月5日7時のもの)。
日足の分析
日足は上昇トレンドで、終値53483.5は20日移動平均線(52314.5)、75日線(52561.6)、200日線(50762.8)をすべて上回っています。
ボリンジャーバンド上限(53430.5)も上抜けて引けました。
RSIは62.7と強めの水準にあり、過熱感はまだ限定的です。
前日の値幅2217.3ポイントはATR(682.8)の3倍強に達しており、上値では53757.7、53819.4の抵抗帯が意識されそうです。
1時間足の分析
1時間足も上昇トレンドで、価格は20時間移動平均線(52777.4)を大きく上回って推移しています。
ただしRSIは82.8と買われ過ぎの水準にあり、短期的には上昇が一服したり、調整の押しが入ったりしやすい状態です。
15分足でもRSIは70.5と買われ過ぎで、直近高値の53524.8が目先の抵抗になります。
下値の目安は1時間足のサポート52197.2付近ですが、その手前ではピボットのP(52771.9)も意識されそうです。
テクニカル指標一覧
| 時間足 | トレンド | MA20 | MA75 | MA200 | RSI(14) | ATR(14) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日足 | 上昇トレンド | 52314.5 | 52561.6 | 50762.8 | 62.7(強め) | 682.8ポイント |
| 1時間足 | 上昇トレンド | 52777.4 | 52275.1 | 52250.3 | 82.8(買われ過ぎ) | 180.0ポイント |
| 15分足 | 上昇トレンド | 53353.0 | 52784.4 | 52336.2 | 70.5(買われ過ぎ) | 70.7ポイント |
OANDAオーダーブック分析
オーダーブック(11/05 07:00時点)では、現在値より上の売り指値が下の買い指値より厚く、上値の重さが意識されやすい配置です。
売り指値は53900.0、54000.0、54500.0付近に並んでいます。
一方、54950.0付近には買いストップが集まっており、ここを上抜けると買いが加速する可能性があります。
下値は52600.0付近の買い指値が支えとして意識され、53300.0付近の売りストップを割り込むと下げが速まりやすくなります。
ポジションは売りが63.6%と売りに偏っており、現在値より下には含み損の売りが多いため、上昇が進むと買い戻しが加速しやすい状態です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
> オーダーブックをMT5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
本日(2026年11月5日)のNYダウの注目ポイント
| R2 | R1 | ピボット | S1 | S2 |
|---|---|---|---|---|
| 54989.2 | 54236.4 | 52771.9 | 52019.1 | 50554.6 |
<上昇シナリオ>
高値53524.8を上抜けると、日足の抵抗帯53757.7〜53819.4が次の目標になります。
さらに上では、売り指値が並ぶ54000.0付近やピボットR1の54236.4が意識されそうです。
<下落シナリオ>
53300.0付近の売りストップを割り込むと下げが加速しやすく、買い指値のある53000.0、さらにピボットP(52771.9)や日足サポート52762.3、買い指値の集まる52600.0付近が下値の目安になります。
本日は、前日の大幅高で買われ過ぎとなった短期足の過熱感がどう解消されるかと、高値53524.8を維持できるかに注目です。
22:30の米失業保険関連指標や、翌日の米雇用統計を控えたポジション調整の動きにも注意が必要です。
売りポジションの偏りによる買い戻しが続くのか、それとも上値の売り指値に抑えられるのかが意識されそうです。
本日(2026年11月5日)の経済指標・イベント
前日は、22:15発表の10月ADP雇用統計が8.6万人で、予想の6.6万人を上回りました。
一方、23:45の10月サービス部門PMI改定値は56.1と予想の57.9を下回り、0:00の10月ISM非製造業景況指数も54.5と予想の54.8をわずかに下回りました。
本日は22:30に、前週分の新規失業保険申請件数(予想19.6万件、前回19.4万件)と失業保険継続受給者数(予想171.0万人、前回170.1万人)が発表されます。
翌日の米雇用統計を控えて雇用関連の数字に関心が高まりやすく、発表前後の値動きに注意が必要です。
| 日時 | 国 | 指標・イベント | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/05 22:30 | 米国 | 前週分失業保険継続受給者数 | ★★ | 171.0万人 | 170.1万人 |
| 11/05 22:30 | 米国 | 前週分新規失業保険申請件数 | ★★ | 19.6万件 | 19.4万件 |
<前日の主な結果>
| 日時 | 国 | 指標 | 重要度 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11/04 22:15 | 米国 | 10月ADP雇用統計(前月比) | ★★★ | 8.6万人 | 6.6万人 | 8.6万人 |
| 11/04 22:30 | 米国 | 9月貿易収支 | ★★ | -1050億ドル | -1079億ドル | -1057億ドル |
| 11/04 23:45 | 米国 | 10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | 56.1 | 57.9 | 57.9 |
| 11/04 23:45 | 米国 | 10月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | 55.9 | – | 57.6 |
| 11/05 00:00 | 米国 | 10月ISM非製造業景況指数(総合) | ★★★ | 54.5 | 54.8 | 54.9 |
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
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OANDA Lab編集部
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