「恐怖で買って、強欲で売る」短期売買法・FX/CFD中級者向け書籍

「恐怖で買って、強欲で売る」短期売買法・FX/CFD中級者向け書籍

お勧めポイント
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「恐怖で買って、強欲で売る」短期売買法
人間の行動学に基づいた永遠に機能する戦略

FX市場でも応用


本書はETFやオプションなどの市場においてリスク回避色が強まり、市場が恐怖に陥っているときや市場が強欲になっているときなど、市場心理に振り回される相場となったところを狙った戦略を紹介しています。

FX市場でも何らかの大きな売り材料が発生した国の通貨が売り込まれることがあるほか、市場のリスク回避色が強くなった際に、円やスイスフラン、次いでドルが強くなる傾向があり、結果としてドル円、クロス円が、短期間で大きく売り込まれるということがあります。

日本人FXトレーダーに人気のこれらの通貨ペアにおいては、この書籍で紹介している手法を応用することができるかもしれません。

FX市場が24時間動くなど、株式市場等の他の市場とは異なる面もあるため、そのまま当てはめるのは難しそうではあるが、FX市場における癖をチャート上で探し出すことができれば、仕掛けのルールをつくることができると思います。

ただし、ストップ注文に関して、筆者のコナーズは入れないという方針ですが、レバレッジをかけるFX取引でストップ注文を入れずに取引すると、思わぬ損失に繋がる可能性があるため、リスク管理に関しては何らかの対策を加えた方が良さそうです。


計画的なポジション構築


この本で紹介されている方法は、市場に恐怖が蔓延しているところで買い、相場が強欲になっているところで売るという戦略であるため、短期的な流れに逆らい、段階的にポジションを積み上げることもある戦略です。

段階的にポジションを積み上げるということは、つまり、ナンピンも行うということです。

これに関しては、賛否があると思いますが、売りが出尽くし、一巡したと考えるしっかりとした根拠があり、最終的に保有することを想定するポジションに対して、一定の割合ずつ計画的にポジションを立てていくということであれば、一般的に言われるナンピンとは性質の異なるものと考えることができます。


TradingviewならコナーズRSIを表示可能


TradingViewのチャートであれば、本書の筆者であるコナーズが開発したコナーズRSIを表示することができ、チャートからログインすれば、OANDAに注文を出すこともできます。

また、Tradingviewでは、コナーズのRSIのほか、豊富なオシレーター系のインジケーターが用意されています。コナーズのRSIが自分には合わないと感じるようであれば、自分なりに使いやすいもの探してみるというのも面白いと思います。

自分にあった分析ツールを用いて、市場に恐怖が蔓延し、大きく下落した後の反発や、欲望に満ち溢れ、上昇が続いた後の崩壊を狙った手法を自分なりに作ってみましょう。

【ドル円のチャートにコナーズRSIを表示したチャート】


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