TradingViewの使い方

android版TradingView(トレーディングビュー)でアラート機能を設定して使用する方法


android版TradingViewアプリには、レートなどが一定の水準に到達すると通知する“アラート機能”が搭載されています。
多機能を誇るTradingViewアプリのアラート機能について、設定方法も含め解説します。

TradingViewのアラート機能について

TradingViewは、レートなどが一定の水準に到達したことを知らせるアラート機能が充実しており、android版アプリでも利用できます。
アラート機能の多くが簡単に設定可能で、活用すれば取引の際に相場に張り付く時間を削減できる可能性があります。

TradingViewのアラートは以下の3種類です。

価格に対するアラート

文字通り価格が一定の水準に到達したら通知を行うものです。
多くの方がイメージする、一般的なアラート機能です。

テクニカル指標に対するアラート

テクニカル指標において、一定のレベルを超えたら通知を行うものです。
レートよりもテクニカル指標の値を重視するトレーダーに役立つアラートです。

描画に対するアラート

ライン(線)やレンジ(枠)など、描画に対するアラート機能も搭載されています。
例えば、「サポート&レジスタンスラインにタッチしたら通知を行う」という使い方が可能です。

また、アラートの条件は以下の13種類です。

  • ・交差
  • ・上に交差
  • ・下に交差
  • ・より大きい
  • ・より小さい
  • ・チャネルに入る
  • ・チャネルから出る
  • ・チャネルの内側
  • ・チャネルの外側
  • ・上に移動
  • ・下に移動
  • ・上に%移動
  • ・下に%移動
  • (※チャネル関連はチャネルの描画ツール利用時に選択可能)

非常に便利なアラート機能ですが、プランにより利用できるアラートの数に制限があります。
プラン別のアラート利用可能数は以下の通りです。

  • ・Basic(無料) 1件
  • ・Essential 20件
  • ・Plus 100件
  • ・Premium 400件

アラートの設定方法

実際にアラートの設定を行ってみましょう。
android版TradingViewを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップします。

android版TradingViewを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

チャート画面でアラートを設定したい線やテクニカル指標などを出し(今回は例として水平線を設定)、それを選択すると表示されるメニュー右端の3点リーダ(…)をタップします。

チャート画面でアラートを設定したい線やテクニカル指標などを出し、それを選択すると表示されるメニュー右端の3点リーダをタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

次の画面で一番上の「水平線にアラートを追加」をタップします。

一番上の「水平線にアラートを追加」をタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

下記の設定画面が表示されます。
「設定」タブの項目は「条件」「トリガー」「有効期限」「アラート名」「メッセージ」の5つです。

設定画面が表示されます
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

「条件」は3項目に分かれています。

最上段では現在表示の通貨ペアが表示されます。

中段では「交差」~「下に%移動」まで9種類のアラート条件の設定ができます(水平線の場合)。

中段では「交差」~「下に%移動」まで9種類のアラート条件の設定ができます
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

下段では複数のテクニカル指標などが表示されている場合のアラート設定の対象を選びます(今回は水平線のみの表示ですが、価格でのアラート設定も可能)。

下段では複数のテクニカル指標などが表示されている場合のアラート設定の対象を選びます
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

「トリガー」ではアラートの頻度を設定します。
「毎分1回」「バーにつき1回」「バーの終値毎に1回」「1回限り」の中から選べます。

「有効期限」ではアラートの有効期限を設定できます。
基本的に最大2か月で期限切れですが、Premiumプランなら「無期限」にすることも可能です。

「有効期限」ではアラートの有効期限を設定できます。基本的に最大2か月で期限切れですが、Premiumプランなら「無期限」にすることも可能
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

また、「アラート名」でアラートに名前がつけられ、「メッセージ」ではアラート時に表示されるメッセージを入力できます。

全て決定したら「作成」をタップします。

全て決定したら「作成」をタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

アラートの通知方法

「設定」タブの隣の「通知」タブをタップします。

「設定」タブの隣の「通知」タブをタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

「通知」タブで、アラートの通知方法を選びます。
アラートの通知方法は以下6種類があります。
単独のみならず、複数の選択も可能です。

  • ・プッシュ通知
  • ・デスクトップでポップアップを表示
  • ・Eメールを送信
  • ・Webhook URL(有料プランのみ対応、SNSなどの各アプリにアラートの送信可能)
  • ・デスクトップでサウンドを鳴らす
  • ・Eメール-to-SMSを送信(SMSに送信)

上画像の設定のように「プッシュ通知」を選択しておけば、条件に達するとアラートがスマホの画面上に表示されます。

「プッシュ通知」を選択しておけば、条件に達するとアラートがスマホの画面上に表示されます
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

アラート機能は多機能であり、使いこなすことでチャートに張り付く時間の軽減ができます。
本格的な利用は有料会員からに限られるものの、無料会員でも最低限のアラート機能の利用ができます。
まずは取引効率化の実験的に利用してみるのも良いでしょう。

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