先週金曜日（2025年11月7日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 46,987.10 | 47,072.7 |
| 前日比 | +74.80(+0.16%) | +46.5(+0.10%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年11月7日（金）のNYダウは、前日比74.80ドル高（+0.16%）の46,987.10ドルで取引を終えました。
取引前半は売りに押されたものの、終盤にかけて買い戻しが優勢となり、最終的には下ヒゲの長い陽線を形成しました。
11月ミシガン大学消費者態度指数は予想を下振れ、景気の先行き不透明感を強め、取引序盤の重しとなりました。
ただし、米政府機関の閉鎖交渉が進展しているとの観測が伝わり、大幅安から持ち直して取引を終えています。
市場全体としては、調整局面の中で底堅さが意識される展開となりました。
個別銘柄を見ると、ヘルスケアなどのディフェンシブ関連が引き続き堅調でした。
コカ・コーラ（KO）、メルク（MRK）、アムジェン（AMGN）、エヌビディア（NVDA）、セールスフォース（CRM）などが上昇。
IBM（IBM）、ナイキ（NKE）、キャタピラー（CAT）、ボーイング（BA）、ハネウェル・インターナショナル（HON）などが下落しました。
指数全体としては、穏やかな上昇ムードでした。
本日（2025年11月10日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年11月10日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲの長い陽線を形成し、4日から陰線と陽線が交互に現れています。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
下ヒゲ部分で一時46,000ドル台へ入りましたが、最終的に47,000ドル台を回復して取引を終えました。
目先は、再度47,000ドル割れに向けて下落が進むか、47,000ドル割れ後の反発が続くかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばの下落後に大きく上昇して、始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足の上にあり、トレンド転換を示唆しています。
引いた目で見ると、29日高値を天井とする切り下げを伴う下落が続いています。
目先は、29日高値からの下落が続くか、反発が進み29日高値へ向かうかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年11月10日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から方向感に乏しい展開で、18時以降に下落基調が強まりました。
深夜に一時-1.0%超まで下げましたが、終盤にかけて大きく反発しプラス圏を回復しています。
最終的に+0.10%で取引を終え、主要3指数の中では唯一のプラスとなりました。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年11月10日）の主な米国経済指標
特になし
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OANDA Lab編集部
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