昨日（2025年11月12日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：58.598（-2.576）＜-4.21%＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日ぶりに下落。
OPECが月報を発表し、前回と比べて需要増加見通しが据え置かれた一方、供給の増加見通しは上方修正されました。
また、EIA（米エネルギー情報局）が短期エネルギー見通しを公表し、原油備蓄の増加と価格下落圧力について言及しています。
これらが下押し圧力になったと考えられ、USOIL価格は下落しました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2025年11月13日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年11月13日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は大陰線を形成し、61ドル台から58ドル台まで下落しました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
12日の大幅安で、10月24日高値からの切り下げを再開する形となりました。
目先は、10月20日安値に向けて下落が続くか、反発して節目価格60ドル回復を目指すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引開始から下落が進み、半ばから下落が加速して当日安値付近で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
10月後半から続いたレンジ相場を下抜けして取引を終えています。
目先は、レンジ下抜け後の下落が続くか、反発して再度レンジへ戻るかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年11月7日時点の米国の原油リグ稼働数は414基でした。
2025年10月後半に大きく減少し、420基を下回りました。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2025年10月31日時点の原油在庫は前週比で520.2万バレルほど増加し、およそ4億2117万バレルです。
直近は大幅に増加しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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