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ニュース表示の適正性調査

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 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は13日、米グーグルが検索サービスで、ニュースメディアや出版社による一部のサイトを、適正な順位に表示しているかどうか調査を始めたと発表した。グーグルが自社の指針に基づき、ニュースサイトの順位を下げている可能性があり、ニュースを扱う企業などの収益に与える影響を調べる。

 欧州委は、他社から提供を受けた商業的なコンテンツを掲載するサイトについて、検索結果での順位が下がっている可能性があると指摘した。スポンサー付きの記事などを含むとみられる。

 グーグルは、検索の信頼性を確保する重要性を強調した上で「調査の方向性は誤りで、欧州の利用者に害を及ぼす恐れがある」と反論した。

 調査は、公正な市場の確保を目的とする巨大IT規制「デジタル市場法(DMA)」に基づく。欧州委は、透明性や公平性に基づき検索結果を表示する義務を果たしていない可能性があるとみている。

 DMAに違反すれば、世界の年間売上高の最大10%に当たる制裁金を科す可能性がある。


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