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日本国際博覧会協会(万博協会)は17日、現金を取り扱わずキャッシュレス決済に限った会場運営の検証結果を公表した。利用者の満足度は9割を超え、店舗側は決済関連の作業時間が10分の1程度に効率化できたと分析。国内のキャッシュレス推進に向けて、レガシー(遺産)となる成果を上げたと総括した。
決済手段の金額ベースの比率はクレジットカードが47・1%と最も高く、PayPay(ペイペイ)などのコード決済が36・0%、電子マネーが16・9%と続いた。
調査に協力した三井住友カードの8月末までの決済データによると、1~5回目の来場における、1回当たりの1人の平均利用額は7371円だった。
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