昨日（2025年11月17日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 46,590.24 | 46,652.0 |
| 前日比 | -557.24(-1.18%) | -553.1(-1.17%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年11月17日（月）のNYダウは、前日比557.24ドル安（-1.18%）の46,590.24ドルで取引を終えました。
3営業日連続で大幅下落しました。
連邦準備制度理事会（FRB）のジェファーソン副議長が「政策金利が中立金利に近づくにつれ、慎重に進める必要がある」と、追加利下げを慎重に進める必要性を示唆しました。
この発言を受けて12月の利下げ期待が後退し、投資家のリスク回避ムードが広がっています。
AIバブル崩壊の懸念も強まり、ハイテク株を中心に売り優勢の地合いとなっています。
個別銘柄を見ると、ディフェンシブ銘柄は堅調な動きを示しました。
ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）、アムジェン（AMGN）、ウォルマート（WMT）が上昇。
アメリカン・エキスプレス（AXP）、セールスフォース（CRM）、エヌビディア（NVDA）、アップル（AAPL）、シャーウィン・ウィリアムズ（SHW）などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の約9割がマイナス圏で取引を終えています。
本日（2025年11月18日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年11月18日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、3営業日続落となりました。
平均足は陽連後の陰転1日目で、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月7日からの4日分の上昇を、3日間の下落で戻す形となりました。
目先は、7日安値を割れて下落が加速するか、反発して12日高値を目指すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばからジリ安が進み、後半に下落が加速して取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
11月12日高値を天井とする下落が続いています。
目先は、12日高値からの下落が続くか、17日安値が底値となりいったん反発するかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年11月18日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から方向感に乏しい展開で、夜にかけておおむね0%付近での小動きが続きました。
日付が変わって以降は下落基調となり、翌早朝には一時-1.5%超まで下げ幅を広げています。
最終的に-1.17%で取引を終え、主要3指数の中では最も大きな下落率を記録しました。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年11月18日）の主な米国経済指標
18日（火）24:00（米国）8月製造業新規受注（前月比）
18日（火）24:00（米国）11月ＮＡＨＢ住宅市場指数
18日（火）30:00（米国）9月対米証券投資
18日（火）30:00（米国）9月対米証券投資（短期債除く）
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OANDA Lab編集部
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