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東京外国為替市場概況・17時 ドル円、神経質に上下

市場概況
 18日午後の東京外国為替市場でドル円は神経質に上下。17時時点では155.00円と15時時点(155.08円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。高市首相との会談を終えた植田日銀総裁の発言が伝わる中、155.22円前後を戻りの高値に154.90円割れまで下押す場面があった。しかしながら本日安値154.82円の手前で下げ渋ると、再び155円台を回復している。
 首相との会談に関して植田日銀総裁は、「経済・物価・金融情勢・金融政策について率直に話した」と述べ、為替についても議論したことを明らかにした。もっとも、「具体的な内容は控える」とされ、相場も明確な方向感は作りづらかったもよう。

 ユーロ円は上値が重い。17時時点では179.66円と15時時点(179.86円)と比べて20銭程度のユーロ安準だった。ドル円とほぼ同じ動きを示し、179.96円付近を戻りの高値に179.70円割れまで売り押された。日通し安値179.61円を手前では下げ止まったものの、欧州株先物の弱さを眺めながら戻り幅も限られた。

 ユーロドルは小安い。17時時点では1.1591ドルと15時時点(1.1598ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1.1590ドル台を中心に、欧州勢の本格参入を待つ状態。
 
 なお、株安を受けてリスク回避ムードが強まる中、避難通貨とされるスイスフランは強含む場面があった。フランは対円で一時195.41円まで上昇し、ドルスイスフランは0.7938フラン、ユーロスイスフランが0.9207フランまでフラン高に振れた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.82円 - 155.38円
ユーロドル:1.1585ドル - 1.1604ドル
ユーロ円:179.61円 - 180.02円


(小針)


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