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18日の東京市場で円、債券、株式がいずれも売られ「トリプル安」となった。外国為替市場の円相場はユーロに対して下落し、大手金融機関によると、一時1ユーロ=180円台を付けた。1999年の導入以来初という。対ドルでも下落し、2月上旬以来の水準を更新した。高市早苗政権の財政拡張路線への懸念で円が売られ、債券市場でも国債が売られて金利が上昇した。また、株式市場の日経平均株価(225種)は急落した。
午後4時現在の東京外国為替市場の円相場は、ユーロが前日比25銭円安ユーロ高の1ユーロ=179円88~97銭。ドルは51銭円安ドル高の1ドル=155円18~23銭。
国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(380回債、表面利率1・7%)の利回りが一時1・755%に上昇した。日本相互証券によると、2008年6月以来、約17年半ぶりの高水準となった。終値利回りは前日より0・015%高い1・745%だった。
平均株価は前日終値から1600円超下げ、終値は節目の4万9000円を割り込んだ。
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