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香港株サマリー(19日)

市場概況
 4日続落、1カ月ぶり安値 小米集団が安い

 19日の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。終値は前日比0.38%安の25830.65ポイントだった。中国企業指数は0.26%安の9151.04ポイント。メインボードの売買代金は概算で2114億2000万HKドル。

 ハンセン指数は小高く寄り付き、序盤は前日終値を挟んで一進一退。前引けにかけて下げ幅を広げ、後場にはマイナス圏の狭いレンジで推移した。終値は10月22日以来およそ1カ月ぶりの安値だった。米国の追加利下げ観測が後退するなか、10月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を香港時間この日夜、9月米雇用統計の発表を20日に控え、持ち高を整理する売りが出たもよう。前日の米株式相場が続落したことも地合いを悪化させた。セクター別では、情報技術、医療・ヘルスケア、金融、不動産・建設が下げた一方、素材とエネルギーが上昇した。

 ハンセン指数構成銘柄では、前日大引け後に2025年7−9月期決算を発表した小米集団(01810)が4.81%安。電動工具の創科実業(00669)、新エネルギー車の理想汽車(02015)、中国デザイナーズトイ大手のポップマート(09992)、製薬の石薬集団(01093)は大幅に続落。英金融大手のHSBC(00005)も売られた。半面、石油株のシノペック(00386)、ペトロチャイナ(00857)、CNOOC(00883)がそろって上昇。宝飾品販売の周大福珠宝(01929)、金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)、生保大手の中国人寿保険(02628)も高い。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.69%安の5606.90ポイントと4営業日続落。小米集団と理想汽車のほか、企業向けクラウドの金蝶国際ソフト(00268)、オンライン旅行会社の同程旅行(00780) が続落した。一方、同程旅行と同業のトリップ・ドットコム(09961)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が上昇した。

(小針)


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