ホーム » マーケットニュース » 再利用水75%で工場操業

再利用水75%で工場操業

ニュース

 半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は20日までに、熊本第1工場(熊本県菊陽町)の水処理施設を報道陣に公開した。工場で使った大量の水を浄化する設備で、操業で使う水の75%は再利用した水という。環境負荷を和らげることで、地下水減少を懸念する地元に配慮を示す狙いがある。

 公開は昨年12月の本格稼働後初めて。施設は工場棟の地下2階部分にあり、敷地面積は約2万2千平方メートルに上る。運営子会社JASMによると、くみ上げた地下水は半導体材料のウエハーの洗浄に用いた後、再利用処理を経て再び洗浄に用いたり、排ガスの除去に使ったりして平均4回使われる。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る