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東京マーケットダイジェスト・21日 円高・株大幅安

スポット
ドル円:1ドル=157.22円(前営業日NY終値比▲0.25円)
ユーロ円:1ユーロ=181.37円(▲0.19円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1535ドル(△0.0007ドル)
日経平均株価:48625.88円(前営業日比▲1198.06円)
東証株価指数(TOPIX):3297.73(▲1.84)
債券先物12月物:135.24円(△0.28円)
新発10年物国債利回り:1.780%(▲0.035%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
       <発表値>  <前回発表値> 
10月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比   3.0%     2.9%
10月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)
前年同月比   3.1%     3.0%
10月貿易統計(通関ベース)
季節調整前  2318億円の赤字 2374億円の赤字・改
季節調整済  42億円の赤字  3024億円の赤字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。日経平均株価の下落で投資家のリスク志向低下を手掛かりにした売りが出たほか、政府・日銀による為替介入への警戒感も意識されるなか、本邦3連休を前に持ち高調整目的の売りも進んだ。157円台半ばで頭の重さを確認すると、15時過ぎには157.05円まで下押しした。
 なお、片山財務相は「足元の動きは一方的、急激で憂慮している」「過度な変動や無秩序な動きには、必要に応じて適切に対応」「為替介入も当然考えられる」などの見解を示した。

・ユーロドルは小高い。ドル円の下落を受けて下値を切り上げる展開となり、15時30分前に1.1547ドルまでやや値を上げた。

・ユーロ円は弱含み。ユーロドルの上昇に下支えされた面はあったものの、日本株安やドル円の下げが重しとなり、181.27円まで売りに押された。

・日経平均株価は大幅反落。前日の米ハイテク株安を受けて、この日の東京市場でも人工知能(AI)関連株や半導体関連株が売りに押された。他のアジア株式相場が軒並み安となったことも投資家心理を冷やし、指数は一時1300円超える下げとなった。

・債券先物相場は5営業日ぶりに反発。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだほか、日経平均株価が軟調に推移した影響で安全資産としての債券需要も意識された。もっとも、この日実施された流動性供給入札が弱めな結果となったことから、後場に入ると伸び悩む場面も見られた。

(岩間)


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