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中国株サマリー(21日)

市場概況
 大幅続落、節目の3900ポイント割り約2カ月ぶり安値

 21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に続落。終値は前日比2.45%安の3834.89ポイントだった。深セン成分指数は3.41%安の12538.07ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆9656億6100万元だった。

 上海総合指数は終日マイナス圏で軟調に推移し、終値で心理的節目の3900ポイントを割り、9月26日以来、約2カ月ぶり安値を付けた。人工知能(AI)への過剰投資に対する警戒感などを背景に前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、本土市場でも売りが広がった。また、中国景気の先行きに対する不安は強く、週末を前に利益確定を確定する動きもみられた。セクター別では、バッテリー素材やバッテリー、化学肥料、採掘が全面安となるなど、幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、造船が買われた。

 A株市場では、晶澳太陽能科技(002459)やTCL中環新能源科技(002129)、隆基緑能科技(601012)が大きく下げたほか、富士康工業互聯網(601138)や寧波杉杉(600884)の下落も目立った。半面、江蘇恒立液圧(601100)や浙江三花智能控制(002050)、美的集団(000333)などが買われた。

 上海B株指数は1.76%安の249.45ポイント、深センB株指数は1.73%安の1280.37ポイント。


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