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【ニューヨーク共同】米アマゾン・コムは24日、米連邦政府の人工知能(AI)関連の処理基盤を支援するため、米国内のデータセンターに最大500億ドル(約7兆8千億円)を投資する計画を明らかにした。安全保障や科学技術の研究といった高度な分析を政府機関が進めやすくなるよう専用インフラの能力を底上げする。
アマゾンは2011年に政府専用クラウドの提供を開始。現在は1万1千以上の政府機関を支援しているという。
26年から全米の既存施設で増設作業を始める。クラウド部門「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」のマット・ガーマン最高経営責任者(CEO)は今回の投資に関し「技術障壁を取り除き、AI時代に米国の主導的立場を強める」と強調した。
米政府機関は、機密性の高いAI訓練や大量データの解析をアマゾンのクラウドで効率的にできるようになる。必要となる半導体については、米エヌビディア製のほか自社で設計したAI向けチップも活用する。
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