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東京外国為替市場概況・12時 ドル円、底堅い

市場概況
 27日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。12時時点では156.12円とニューヨーク市場の終値(156.49円)と比べて37銭程度のドル安水準だった。野口日銀審議委員が「目標達成が見通し期間後半なら金利調整も適切ペースで」との発言が伝わると、日銀の早期利上げが意識されて155.73円まで下押すも一時的。その後「政策金利の拙速な引き上げ、賃金上昇のモメンタム失わせ2%目標の達成遠ざけてしまうリスクはらむ」などの発言が伝わると早期利上げ期待が後退して156.10円台まで買い戻された。

 ユーロ円は下げ渋り。12時時点では181.15円とニューヨーク市場の終値(181.39円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。180.76円まで下落後に181.30円台まで切り返すなど、ドル円に連れた動きとなった。

 ユーロドルは伸び悩み。12時時点では1.1604ドルとニューヨーク市場の終値(1.1593ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でのドル売りを受けて1.1613ドルまで値を上げるも、17日高値1.1625ドルが目先の抵抗として意識されると伸び悩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.73円 - 156.49円
ユーロドル:1.1590ドル - 1.1613ドル
ユーロ円:180.76円 - 181.43円


(川畑)


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