ドル/円見通し(為替/FX ニュース )：ドル円は円高で156円台前半｜動意に乏しい展開(2025年11月28日)

昨日（2025年11月27日）のドル円動向振り返り

ドル円は最終的に円高。

午前中に円高の場面があったもののトレンドを形成せず、午後に元の水準に戻りました。
その後は動意に乏しく、横ばいで取引されています。
米国が祝日のため休場で、これが影響した可能性があります。

なお、野口日銀審議委員が発言し、インフレ期待は1％台後半で徐々に2％に接近している程度との認識が示されました。
また、米国で主要な経済指標は発表されず、日米関係に関する要人発言も伝わりませんでした。

本日（2025年11月28日）のドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2025年11月28日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）

「オーダーブック」を見ると、154円台前半の買い注文が特に厚いです。
この周辺でサポートライン等は見つからないものの、何らかの理由で注目を集めている可能性があります。
また、156円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。

その一方、155円台後半から159円台前半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値付近や円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、157円台前半から後半にかけての売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2025年11月28日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円と豪ドル円です。
ポンド円とも弱い相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはポンドドルです。
逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2025年11月28日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はプラス圏で取引され、日付が変わってからゼロ付近で推移しました。
ドルはおおむねマイナス圏で推移し、本日朝時点でマイナス圏に位置しています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日（2025年11月28日）の主な経済指標

22:00（独）11月消費者物価指数（速報値）
22:30（加）7-9月期四半期ＧＤＰ

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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