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コメ卸大手の神明ホールディングス(神戸市)の藤尾益雄社長(60)が30日までに共同通信の取材に応じ、コメの店頭価格は「5キロ3500円にすべきだ」との考えを示した。コスト削減に加え、JAグループや小売店に協力を要請して値下げを目指すという。価格高騰は業績にプラスだが、高止まりが続いて消費者のコメ離れが進めば、産業全体が立ちゆかなくなると憂慮した。
価格高騰の要因については、国が需給の見通しを誤り、2022年産米から需要に対し供給が足りなくなったためだと解説した。増産となった25年産が出回った後も価格が低下しない現状については、調達競争が激しくなり集荷業者が農家への支払いを「大幅に引き上げた結果、消費者が買える水準を超えたことが問題だ」と強調した。
農林水産省によると、新米の出荷団体と卸売業者が売買する際の「相対取引価格」は、10月に玄米60キロ当たり過去最高の3万7058円となった。藤尾氏は「2万5千円程度が理想だ」と指摘。JAなどの出荷団体が調達価格に上乗せする金額を抑えるよう求める。
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