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ナスダック100の振り返りと見通し:短縮取引の中、利下げ期待がテック株を押し上げ(2025年12月1日)

ニュース

先週金曜日(2025年11月28日)のナスダック100の振り返り

ナスダック100 US100(※)
終値 25,434.89 25,426.2
前日比 +197.95(+0.78%) +174.2(+0.69%)

※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年11月28日(金)のナスダック100は、前日比197.95ポイント高(+0.78%)の25,434.89ポイントで取引を終えました。

感謝祭の翌日で取引時間が13時までとなる中、寄り付きから買い優勢となり、上昇の勢いを保ったまま取引を終えました。
背景として、12月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が高まっていることが考えられます。

フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇し、半導体関連の堅調さが見られました。
ただし、エヌビディア(NVDA)は下落しています。

個別銘柄は、テック株を中心に、幅広い銘柄で買いが優勢でした。

インテル(INTC)、マイクロン・テクノロジー(MU)、メタ・プラットフォームズ(META)、マーベル・テクノロジー(MRVL)、ASMLホールディング(ASML)などが上昇。
アストラゼネカ(AZN)、ショッピファイ(SHOP)、インテュイティブ・サージカル(ISRG)、エヌビディア(NVDA)などが下落しました。
特に、インテル(INTC)は前日比+10.19%と大幅に上昇しています。

全体としては、構成銘柄の約8割がプラス圏で取引を終えています。

本日(2025年12月1日)US100のチャートテクニカル分析

本日(2025年12月1日)US100のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月1日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陽線を形成し、前日の感謝祭の小動きを経て上昇再開となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足を上抜けしつつあり、トレンド転換を示唆しています。
28日は25,000ポイント台の中の上昇となりましたが、直近高値を更新しました。
目先は、さらに上昇が進み11月高値を目指すか、反落し25,000ポイントを割れるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

小動きの後、取引半ばから上昇が進み、当日高値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
意識されていた11月20日高値を明確に超えて上昇が進みました。
目先は、20日高値超え後の上昇が続くか、反落し20日高値付近へ戻るかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年12月1日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤に小幅なプラス圏で推移した後、夜間に上昇基調を強め、終盤にかけて上げ幅を拡大しています(短縮取引の影響で中盤は値動きなし)。
最終的に約+0.69%で取引を終え、主要3指数の中では最も大きな上昇率を記録しました。

US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US30 NYダウ指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年12月1日)の主な米国経済指標

1日(月)23:45(米国)11月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
1日(月)24:00(米国)11月ISM製造業景況指数

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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