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村田製作所は1日、主力製品の積層セラミックコンデンサー(MLCC)について、人工知能(AI)サーバー向けで2030年度の需要予測が、25年度比で3・3倍になるとの見方を示した。AIサーバーの処理能力が高まる中で搭載される数が増えており、昨年11月に発表した中期方針の予測を上方修正した。
横浜市内で事業戦略を説明した中島規巨社長はAIサーバー向けのMLCCについて「年平均の成長率30%程度を見込んで準備をしている」と話した。今後は、小型で大容量化したものが求められると想定する。
高まるAIサーバー向け電源の需要の取り込みにも力を入れている。
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