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【ラスベガス共同】米アマゾン・コムは2日、独自設計した最新の人工知能(AI)向け半導体「トレイニアム3」の外販を開始したと発表した。生成AIサービスの普及で高性能な半導体の需要が急増しており、米半導体大手エヌビディアや米グーグルとの販売競争が激化しそうだ。
アマゾンはクラウド事業「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」の一環としてAI半導体を提供。トレイニアム3は計算能力が前世代の最大約4倍に高まり、省電力化も進んだ。導入により企業は、学習や推論にかかるコストを大幅に下げる効果が期待でき、半導体調達リスクの軽減につながる利点もあるとしている。
AI半導体市場では、画像処理装置(GPU)で圧倒的なシェアを持つエヌビディアが先行。グーグルの独自設計半導体「TPU」は、米メタが採用を検討していると報じられた。アマゾンの前世代の半導体は、米新興AI企業アンソロピックが大量導入したほか、リコーなども採用した実績がある。
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