昨日(2025年12月3日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が進む。
朝から円高が優勢で、この傾向は本日の未明まで続きました。
米10年債利回りが低下しており、この影響を受けた模様です。
その後、円安方向にやや戻ったものの、2日終値に比べて円高で取引を終えました。
なお、米国でISM非製造業景況指数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
発表直後のドル円は円安で反応したものの、すぐに元の水準に戻っています。
また、城内成長戦略相が発言し、円安は輸出企業の収益にプラスの面があるとの認識が示されています。
本日(2025年12月4日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月4日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、154円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、153円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
この周辺でサポートライン等は見つからないものの、何らかの理由で注目を集めている可能性があります。
その一方、157円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、157円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
この付近でレジスタンスライン等を確認できないものの、何らかの理由があると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年12月4日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはユーロ円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年12月4日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを中心に取引され、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ドルはマイナス幅を広げる展開で、本日朝時点でマイナス圏に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年12月4日)の主な経済指標
18:30(英)11月建設業購買担当者景気指数
19:00(EU)10月小売売上高
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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