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佐川急便、荷物預かり一部停止

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 佐川急便は4日、営業所への持ち込みや集荷による配達物の預かりを本州・四国で一部停止した。インターネット通販大手が11月末に米国発祥の大型セール「ブラックフライデー」を催し、荷物の量が想定を超えて増えたため。5日には再開する見通し。物流量の増加を受け、今回のように広範囲にわたって受け入れを停止するのは初めてという。

 12月はクリスマス商戦やお歳暮の発送時期に当たり、年末にかけて繁忙期を迎える。降雪や道路工事の影響で配達が遅延する恐れもあり、物流各社は早めの発送を呼びかけている。

 佐川は4日、一部地域向けの荷物の預かりを止めた。営業所での保管や法人向けの集荷も行わないが、配達は続ける。北海道と九州・沖縄では通常営業する。

 日本でも近年ブラックフライデーが浸透し、今年は物量が増えたことで配達が遅延していた。佐川は11月末以降、LINE(ライン)などによる「配達予定通知」を停止している。ヤマト運輸でも配達の遅延が生じた。


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