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NYダウの振り返りと見通し:FOMC利下げを織り込むも様子見で小幅安(2025年12月5日)

ニュース

昨日(2025年12月4日)のNYダウの振り返り

NYダウ US30(※)
終値 47,850.94 47,851.0
前日比 -31.96(-0.07%) -145.4(-0.30%)

※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年12月4日(木)のNYダウは、前日比31.96ドル安(-0.07%)の47,850.94ドルで取引を終えました。

前日までの上昇基調が一服し、利益確定の売りが出て小幅安となりました。

この日発表された新規失業保険申請件数が前週比で減少し、労働市場の悪化懸念が後退しています。
CMEのFedWatchツールによると、12月利下げの織り込み度は約9割の水準を維持しています。

他市場では、暗号資産のビットコインが急落し投資家のリスク選好姿勢が強まる局面が見られました。

個別銘柄を見ると、ディフェンシブ関連は売りが優勢でした。
一方で、一部のテック関連と金融が買われています。

セールスフォース(CRM)、エヌビディア(NVDA)、IBM(IBM)、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)などが上昇。
スリーエム(MMM)、アムジェン(AMGN)、メルク(MRK)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)などが下落しました。

全体としては、やや方向感に欠ける1日でした。

本日(2025年12月5日)US30のチャートテクニカル分析

本日(2025年12月5日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月5日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、2日続伸後の反落となりました。
ローソク足は平均足の上にあるものの、平均足は陰線と陽線が交互に現れており、明確な方向性は出ていません。
下落しましたが、前日3日同様48,000ドルに一時戻りました。
目先は、48,000ドル到達を契機とする下落が続くか、反発して48,000ドルを突破するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引後半に下落が進み、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
4日の下落により、以前高値として意識されていた11月28日高値付近まで一時下落しました。
目先は、28日高値割れに向け下落が続くか、反発して4日高値を超え上昇が進むかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート2025/12/05
(画像は2025年12月5日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から方向感に乏しく、夜にかけて小幅なマイナス圏での横ばい推移が続きました。
23時頃から終盤にかけては、上下動を繰り返しながらマイナス幅を拡大しています。
最終的に-0.30%で取引を終え、主要3指数の中では最も大きな下落率を記録しました。

US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年12月5日)の主な米国経済指標

5日(金)24:00(米国)12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
5日(金)24:00(米国)9月個人所得(前月比)
5日(金)24:00(米国)9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
5日(金)24:00(米国)9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
5日(金)24:00(米国)9月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
5日(金)24:00(米国)9月個人消費支出(PCE)(前月比)

本日発表予定の経済指標はこちら

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Published by
OANDA Lab編集部

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所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
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