昨日（2025年12月4日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6857.12 | 6859.0 |
| 前日比 | +7.40(+0.11%) | +1.2(+0.02%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月4日（木）のS&P500は、前日比7.40ポイント高（+0.11%）の6857.12ポイントで取引を終えました。
11月後半からの上昇基調が継続し、小幅高となりました。
背景として、来週に控える連邦公開市場委員会（FOMC）での0.25%利下げがほぼ確実視されていることが考えられます。
投資家心理を表すVIX指数は下落し、底堅さが意識される展開となりました。
AIバブルの懸念は後退し、さらなる上昇に向けた動きが見られています。
セクター別に見ると、11セクター中5セクターが上昇し、6セクターが下落しました。
上昇したセクターのトップ3は、資本財・サービスが+0.51%、情報技術が+0.43%、コミュニケーション・サービスが+0.41%です。
下落したセクターのワースト3は、ヘルスケアが-0.73%、生活必需品が-0.73%、一般消費財が-0.48%です。
ヘルスケアや生活必需品など、ディフェンシブ関連が売られています。
個別銘柄では、GEベルノバ（GEV）、デル・テクノロジーズ（DELL）、メタ・プラットフォームズ（META）、オラクル（ORCL）、インテュイット（INTU）などが上昇。
インテル（INTC）、ダウ（DOW）、コストコ・ホールセール（COST）、フィリップ・モリス・インターナショナル（PM）、イーライ・リリー（LLY）などが下落しました。
本日（2025年12月5日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年12月5日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲがあり実体の短い陽線を形成し、小幅高ながら3日続伸となりました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れ、ローソク足は平均足の上にあり、方向性が定まっていません。
11月半ばからの6800ポイント台半ばの抵抗帯が機能する状態が続いています。
目先は、抵抗帯からの反落が生じるか、上昇が続き抵抗帯を突破するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
6800ドル台半ばを中心に小幅に上下し、最終的に始値を若干上回る水準で取引を終えました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れて、ローソク足は平均足と絡み合っており、明確な方向性は出ていません。
12月に入り6800ドル台半ばが抵抗帯として意識された取引が継続中です。
6800ドル台半ばが意識される取引がいつまで続くかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年12月5日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から軟調な展開で、夜にかけて0%付近で小幅に推移しました。
23時頃から終盤にかけては、上下動を伴う不安定な動きが続いています。
最終的に+0.02%で取引を終え、主要3指数の中では唯一プラスとなりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年12月5日）の主な米国経済指標
5日（金）24:00（米国）12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
5日（金）24:00（米国）9月個人所得（前月比）
5日（金）24:00（米国）9月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前年同月比）
5日（金）24:00（米国）9月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前月比）
5日（金）24:00（米国）9月個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）（前年同月比）
5日（金）24:00（米国）9月個人消費支出（ＰＣＥ）（前月比）
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OANDA Lab編集部
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