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スイカペンギン惜しむ声

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 JR東日本の交通系ICカード「Suica(スイカ)」のイメージキャラクターとして25年にわたり親しまれてきたペンギンが2026年度末で「卒業」することに、ファンから惜しむ声が上がっている。著作権は原作者と電通、JR東の3者による共同保有で、知的財産の専門家は、権利行使の不自由さという“大人の事情”が卒業の背景にあるのではと話す。

 JR東のグループ会社が大宮駅(さいたま市)や桜木町駅(横浜市)の構内などで展開するペンギングッズ専門店「ペンスタ」は、卒業発表後に混雑が続いたとX(旧ツイッター)などで話題となった。撤回を求めるオンライン署名には2万件を超える賛同が寄せられた。

 JR東はペンギンの起用終了について、スイカのサービスが「新しい次元に進化する」ためだと説明。将来的に改札にカードをタッチしなくても電車に乗れるようになるスイカの機能進化と、歩みのゆっくりとしたペンギンのイメージが合わなくなった可能性がある。一方で、権利関係には表立っては触れていない。


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