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ガソリン163円70銭

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 経済産業省が10日発表した8日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より1円10銭安い163円70銭だった。2021年10月以来、4年2カ月ぶりの安値水準となった。ガソリン税の暫定税率廃止に向け、政府が補助金を段階的に増やした効果が出た。

 ガソリン価格を左右する原油相場の安定も寄与した。補助金は11日に1リットル当たり5円10銭が追加される。店頭価格は来週以降もさらに下落が続く見通し。

 8日時点の価格は5週連続の値下がり。都道府県別では、下落が45都道府県、横ばいが2県だった。最安値は愛知県の157円20銭、最高値は鹿児島県の175円ちょうど。

 軽油は前週調査より70銭安い146円50銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり2200円で、前週から3円下がった。


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