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東京外国為替市場概況・17時 ドル円、もみ合い

市場概況
 10日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。17時時点では156.65円と15時時点(156.70円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。156.70円前後でやや方向感を欠いた。時間外の米長期金利なども横ばい気味の推移となっており、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて様子見ムードが強い。

 ユーロドルは強含み。17時時点では1.1648ドルと15時時点(1.1630ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢の参入後に上値を試し、1.1649ドルの高値まで買いが入った。なお、シムカス・リトアニア中銀総裁は「インフレ率が目標水準にあるため、金利変更の必要はない」との見解を示したほか、ビルロワドガロー仏中銀総裁は「来週のECB理事会では政策金利を据え置くことが賢明」などと述べた。

 ユーロ円は17時時点では182.47円と15時時点(182.24円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれて下値を切り上げる展開となり、182.50円まで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.56円 - 156.94円
ユーロドル:1.1622ドル - 1.1649ドル
ユーロ円:182.01円 - 182.50円

(岩間)


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