スポット
(11日終値)
ドル・円相場:1ドル=155.59円(前営業日比▲0.43円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.65円(△0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1738ドル(△0.0043ドル)
ダウ工業株30種平均:48704.01ドル(△646.26ドル)
ナスダック総合株価指数:23593.86(▲60.29)
10年物米国債利回り:4.16%(△0.01%)
WTI原油先物1月限:1バレル=57.60ドル(▲0.86ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4313.0ドル(△88.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月米貿易収支
528億ドルの赤字 593億ドルの赤字・改
前週分の米新規失業保険申請件数
23.6万件 19.2万件・改
9月米卸売売上高
(前月比) ▲0.2% ▲0.2%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。9−10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が「想定よりもタカ派的でなかった」との受け止めから、本日もドル売りが出やすい地合いとなった。前週分の米新規失業保険申請件数が23.6万件と予想の22.0万件よりも弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが加速し、24時前に一時154.95円と日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.13と10月17日以来の低水準を付けた。
ただ、8日の安値154.90円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。ダウ平均が一時700ドル近く上昇し史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移したことも相場を下支えした。
・ユーロドルは続伸。低調な米雇用関連指標を手掛かりに全般ドル売りが優勢になると、2時過ぎに一時1.1763ドルと10月1日以来の高値を付けた。
米連邦準備理事会(FRB)が10日に利下げを決めた一方、来週18日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会では政策金利の据え置きが確実視されている。欧米の金融政策の方向性の違いに着目したユーロ買い・ドル売りも入りやすかった。
・ユーロ円は5日続伸。ドル円の下落につれた売りが出ると一時181.88円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた買いも入り、5時過ぎには182.75円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。日米株価指数の上昇も相場の追い風。
なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比730円高の5万0930円まで上昇した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。9−10日のFOMCの結果を株式市場の参加者は好意的に受け止め、景気敏感株を中心にこの日も買いが続いた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに小反落した。低調な四半期決算を発表したオラクルが急落したことを受け、他のハイテク株にも売りが波及した。
・米国債券相場で長期ゾーンは小反落。前週分の米新規失業保険申請件数が予想よりも弱い内容だったことが分かると買いが先行したものの、終盤失速した。ダウ平均が史上最高値を更新したことなどが相場の重し。
・原油先物相場は反落。需給の緩みが意識されて軟調に推移した。
・金先物相場は反発。米新規失業保険申請件数が弱めの結果となった事でドル売りが優勢となると、ドル建てで取引される金の割安感が意識されて買いが優勢となった。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=155.59円(前営業日比▲0.43円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.65円(△0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1738ドル(△0.0043ドル)
ダウ工業株30種平均:48704.01ドル(△646.26ドル)
ナスダック総合株価指数:23593.86(▲60.29)
10年物米国債利回り:4.16%(△0.01%)
WTI原油先物1月限:1バレル=57.60ドル(▲0.86ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4313.0ドル(△88.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月米貿易収支
528億ドルの赤字 593億ドルの赤字・改
前週分の米新規失業保険申請件数
23.6万件 19.2万件・改
9月米卸売売上高
(前月比) ▲0.2% ▲0.2%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。9−10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が「想定よりもタカ派的でなかった」との受け止めから、本日もドル売りが出やすい地合いとなった。前週分の米新規失業保険申請件数が23.6万件と予想の22.0万件よりも弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが加速し、24時前に一時154.95円と日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.13と10月17日以来の低水準を付けた。
ただ、8日の安値154.90円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。ダウ平均が一時700ドル近く上昇し史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移したことも相場を下支えした。
・ユーロドルは続伸。低調な米雇用関連指標を手掛かりに全般ドル売りが優勢になると、2時過ぎに一時1.1763ドルと10月1日以来の高値を付けた。
米連邦準備理事会(FRB)が10日に利下げを決めた一方、来週18日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会では政策金利の据え置きが確実視されている。欧米の金融政策の方向性の違いに着目したユーロ買い・ドル売りも入りやすかった。
・ユーロ円は5日続伸。ドル円の下落につれた売りが出ると一時181.88円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた買いも入り、5時過ぎには182.75円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。日米株価指数の上昇も相場の追い風。
なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比730円高の5万0930円まで上昇した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。9−10日のFOMCの結果を株式市場の参加者は好意的に受け止め、景気敏感株を中心にこの日も買いが続いた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに小反落した。低調な四半期決算を発表したオラクルが急落したことを受け、他のハイテク株にも売りが波及した。
・米国債券相場で長期ゾーンは小反落。前週分の米新規失業保険申請件数が予想よりも弱い内容だったことが分かると買いが先行したものの、終盤失速した。ダウ平均が史上最高値を更新したことなどが相場の重し。
・原油先物相場は反落。需給の緩みが意識されて軟調に推移した。
・金先物相場は反発。米新規失業保険申請件数が弱めの結果となった事でドル売りが優勢となると、ドル建てで取引される金の割安感が意識されて買いが優勢となった。
(中村)
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