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25年産米、67万トン超増加

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 農林水産省は12日、2025年産の主食用米の収穫量が746万8千トンになるとの最終的な見通しを発表した。10月25日時点の予測から変わらず、前年に比べ67万6千トン増える。24年夏以降のコメ不足や価格高騰で農家の生産意欲が上がった。

 今年から発表を始めた小さな粒を除いた収穫量は718万1千トンで、前年比で66万2千トン増。10アール当たりの収量の指標である作況単収指数は全国で「102」だった。多くの地域で天候に恵まれ、順調に生育した。

 25年産米の収穫量は需要量を大きく上回る見込みだ。今後はコメ価格が下落するとの見方が出ているが、足元では高止まりが続いている。


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