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中国株サマリー(15日)

市場概況
反落で約3週間ぶり安値、造船株などに売り

 週明け15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前営業日比0.55%安の3867.92ポイントだった。深セン成分指数は1.10%安の13112.09ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆7734億4000万元だった。

 上海総合指数は前場に一時プラス圏に浮上する場面もあったが、再びマイナス圏に沈むと、大引けにかけて徐々に下げ幅を広げ、終値は11月26日以来、約3週間ぶり安値だった。中国当局による景気対策への期待は強いものの、前週末のNY市場が下落した流れを引き継いだほか、中国国家統計局が午前に発表した11月の鉱工業生産と小売売上高、1−11月の固定資産投資がいずれも市場予想を下回ったことも嫌気された。セクター別では、造船やバッテリー素材、半導体などが売られた半面、保険が全面高。小売りや食品・飲料も買われた。

 A株市場では、立訊精密工業(002475)や富士康工業互聯網(601138)、曙光信息産業(603019)などが売られたほか、中国中車(601766)や万科企業(000002)も安かった。半面、中国平安保険(601318)や中国太平洋保険(601601)、江蘇東方盛虹(000301)、北京東方園林環境(002310)などが買われた。

 上海B株指数は0.37%安の248.63ポイント、深センB株指数は0.03%安の1266.14ポイント。

(山下)


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