昨日(2025年12月17日)のナスダック100の振り返り
| ナスダック100 | US100(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 24,647.61 | 24,770.0 |
| 前日比 | -485.33(-1.93%) | -344.2(-1.37%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月17日(水)のナスダック100は、前日比485.33ポイント安(-1.93%)の24,647.61ポイントで取引を終えました。
AI投資の過熱感への警戒が強まり、ハイテク株が売り優勢の地合いとなりました。
オラクル(ORCL)はデータセンター出資者が撤退するとの報道から急落し、AI関連への先行き不透明感が広がっています。
半導体が弱く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は先週金曜日から連続で下落しました。
なお、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は「利下げを急ぐ必要はない」との旨を発言しています。
個別銘柄は、半導体や大型テック株を中心に幅広い売り圧力がかかりました。
アドビ(ADBE)、ハネウェル・インターナショナル(HON)、TモバイルUS(TMUS)、コストコ・ホールセール(COST)、ネットフリックス(NFLX)などが上昇。
ASMLホールディング(ASML)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、ラム・リサーチ(LRCX)、テスラ(TSLA)などが下落しました。
特に、ASMLホールディング(ASML)は前日比-5.63%、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)が-5.57%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は-5.29%と大きく売られています。
全体としては、構成銘柄の約7割が下落する展開でした。
本日(2025年12月18日)US100のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、4営業日続落となりました。
平均足は陽連後の陰転1日目で、ローソク足は平均足の下にあり、下落トレンド開始を示唆しています。
11月21日安値と12月10日高値の半値戻しを達成しました。
目先は、半値戻し後も下落が進むか、半値戻しで反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の上昇後、半ば以降に大きく下落して始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
引いた目で見ると、10日高値を天井に切り下げを伴う下落が続いています。
目先は、10日高値からの下落が続くか、反発して切り下げが崩れるかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート

(画像は2025年12月18日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤に横ばいで推移した後、15時頃から上昇基調を強め、夜には一時+0.7%付近まで値を上げました。
しかし、23時以降に下落に転じ、終盤にかけて下げ幅を拡大しています。
最終的に約-1.37%で取引を終え、主要3指数の中では最も大きな下落率を記録しました。
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年12月18日)の主な米国経済指標
18日(木)22:30(米国)12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
18日(木)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
18日(木)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
18日(木)22:30(米国)11月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
18日(木)22:30(米国)11月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
18日(木)30:00(米国)10月対米証券投資
18日(木)30:00(米国)10月対米証券投資(短期債除く)
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OANDA Lab編集部
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