昨日(2025年12月18日)のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6774.76 | 6781.0 |
| 前日比 | +53.33(+0.79%) | +33.4(+0.49%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月18日(木)のS&P500は、前日比53.33ポイント高(+0.79%)の6774.76ポイントで取引を終えました。
市場で注目された11月消費者物価指数(CPI)は予想を下回りインフレ率の鈍化を示す内容でした。
新規失業保険申請件数も前週比で減少し、労働市場の安定が示唆されています。
これらの指標を受け米国債利回りは低下し、幅広い銘柄が買われる展開となりました。
また、マイクロン・テクノロジー(MU)の決算が好感され、冷え込んでいたAI関連の需要が回復し、半導体やハイテク株が上昇基調に戻っています。
セクター別に見ると、11セクター中6セクターが上昇し、5セクターが下落しました。
上昇したセクターのトップ3は一般消費財が+1.78%、コミュニケーション・サービスが+1.48%、情報技術が+1.41%です。
下落したセクターのワースト3はエネルギーが-1.42%、生活必需品が-0.68%、不動産が-0.62%でした。
ややリスクオンに傾いた展開でした。
個別銘柄では、マイクロン・テクノロジー(MU)、アップロビン(APP)、アルファベット(GOOGL)、アリスタ・ネットワークス(ANET)、マイクロソフト(MSFT)などが上昇。
プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、アボット・ラボラトリーズ(ABT)、シェブロン(CVX)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)、エクソン・モービル(XOM)などが下落しました。
本日(2025年12月19日)のUS500チャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲの長い陽線を形成して、2日続落後の反発となりました。
平均足は陽連後の陰転1日目で、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月21日安値と12月11日高値の3割戻し後に値動きが停滞しています。
目先は、3割り戻し後の反発が進むか、半値戻しに向け下落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半のジリ高の後に上昇は加速しましたが、後半に若干反落して取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
18日の上昇により、意識されている12日安値を一時的に回復しました。
目先は、上昇が進み12日安値を再度回復するか、18日安値に向け反落するかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート

(画像は2025年12月19日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤に0%付近で横ばい推移した後、夕刻から緩やかに上昇しました。
22時頃に上昇の勢いを強めて一時+1.2%近くまで値を上げましたが、終盤にかけては上下動を伴いながら上げ幅をやや縮めています。
最終的に約+0.49%で取引を終え、主要3指数の中ではUS100に次ぐ上昇率となりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年12月19日)の主な米国経済指標
19日(金)24:00(米国)12月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
19日(金)24:00(米国)11月中古住宅販売件数(前月比)
19日(金)24:00(米国)11月中古住宅販売件数(年率換算件数)
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OANDA Lab編集部
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