先週金曜日（2025年12月19日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6834.50 | 6850.8 |
| 前日比 | +59.74(+0.88%) | +69.8(+1.03%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月19日（金）のS&P500は、前日比59.74ポイント高（+0.88%）の6834.50ポイントで取引を終えました。
前週の消費者物価指数（CPI）など主要指標がインフレ鈍化を示し、来年の追加利下げ観測が広がり、金融やITなど幅広い銘柄が買われました。
AI関連の減速懸念の要因となっていたオラクル（ORCL）は、TikTokの米国事業を巡り合弁企業の設立に合意したとの報道が伝わり大幅上昇しました。
市場ではAIバブルへの警戒感が後退し、ハイテク株に買い戻しが入っています。
セクター別に見ると、11セクター中7セクターが上昇し、4セクターが下落しました。
上昇したセクターのトップ3は情報技術が+2.03%、資本財・サービスが+0.88%、ヘルスケアが+0.70%です。
下落したセクターのワースト3は公益事業が-1.34%、生活必需品が-0.49%、不動産が-0.34%でした。
ややリスクオンに傾いた展開でした。
個別銘柄では、オラクル（ORCL）、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（AMD）、ブロードコム（AVGO）、インテル（INTC）、イーライ・リリー（LLY）などが上昇。
ホーム・デポ（HD）、ブラックストーン（BX）、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）、テスラ（TSLA）、プロクター・アンド・ギャンブル（PG）などが下落しました。
本日（2025年12月22日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年12月22日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は陽線を形成し、2日続伸となりました。
平均足は陽連後の陰転2日目で、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月21日安値と12月11日高値の3割戻し後の反発が進んでいます。
目先は、11日高値に向け上昇が続くか、反落し半値戻しに向け下落するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半のジリ高の後、後半に大きく上昇し当日高値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上昇した後、16日高値付近で上昇が止まりました。
目先は、16日高値を超えてさらに上昇が進むか、18日安値に向け反落するかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年12月22日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から堅調な展開が続き、夜まで小幅なプラス圏で推移しました。
23時以降に上昇の勢いが強まり、終盤にかけて上げ幅を広げています。
最終的に約+1.03%で取引を終え、主要3指数の中ではUS100に次ぐ上昇率となりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年12月22日）の主な米国経済指標
特になし
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名：OANDA証券株式会社
所在地：東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会：一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号：第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先：お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
